学情は11月22日、20代転職経験者の「今後の転職意向と転職を振り返り感じていること」に関する調査結果を発表した。調査は10月21~22日、3年以内に転職を経験している20代男女310人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「『より希望に合致する企業』があれば、再度転職したいと思いますか」と聞くと、「かなりそう思う」(42.9%)、「ややそう思う」(42.6%)、「あまりそう思わない」(8.4%)、「まったくそう思わない」(1.6%)、「分からない」(4.5%)となった。

  • 「より希望に合致する企業」があれば、再度転職したいと思いますか

次に、「転職活動の際に、あると良かったと思う機会」を尋ねると、「職場見学」(33.2%)、「実際の仕事内容を体験できる機会」(31.6%)、「中途で入社した社員と話す機会」(31.3%)、「上司や同僚となる社員と話す機会」(24.8%)、「実際に求められるスキルを確かめられる機会」(20.6%)、「役員と話す機会」(6.8%)、「その他」(2.3%)、「特にない」(21.0%)だった。

  • 転職活動の際に、あると良かったと思う機会

また、「転職前にもっと確かめておけば良かったと思う点」を聞いたところ、「昇進・昇給の評価基準」(27.4%)、「会社の雰囲気」(26.1%)、「仕事内容の詳細(実際に任される仕事内容)」(24.5%)、「評価制度や評価のポイント」(21.3%)、「上司や同僚との人間関係」(19.0%)、「仕事の進め方」(16.1%)、「休日出勤や残業の有無」(15.2%)、「有給取得のしやすさ」(14.2%)、「求められるスキルや経験値」(13.5%)、「中途入社の社員の活躍や定着の状況」(12.3%)、「中途入社の社員への研修やフォローの有無」(10.3%)、「事業内容(実際に取り組む事業の内容)」(7.4%)、「教育・研修制度」(6.8%)、「その他」(4.8%)、「特にない」(17.4%)という結果だった。

  • 転職前にもっと確かめておけば良かったと思う点