AlbaLinkは11月18日、「家を購入する際の意見の相違に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月9日~15日、マイホームの購入経験がある既婚者500名(女性334名/男性166人)を対象にインターネットで行われた。
家を購入する際、夫婦で意見の相違があったか聞いたところ、56.8%が「たくさんあった」「少しあった」と回答。
意見が合わなかったこととして最も多かった項目は「間取り」。具体的には、「子どもたちの部屋を二部屋とるか、一部屋にして将来的にパーテーションや簡易な壁を設置して分けるか」「2階建ての階段を吹き抜けにするかしないか」「玄関の位置や階段の位置」など、注文住宅は全てを自由に決められる反面、迷ってしまうことも多いよう。
続いて多かったのが「立地条件」。特に、「通勤の利便性を優先したい夫」VS「子どもの学区や周辺環境を優先したい妻」といった対立構造が目立つ結果に。
また、3番目に多かった「内装・デザイン」に関しては、面積の広い壁紙や床などの色や質感が違うと室内の印象がガラッと変わるだけに、「明るくてナチュラルな感じがいい」「シックで落ち着いた雰囲気がすき」「おしゃれで生活感のないデザインにしたい」など、好みがハッキリ分かれるよう。
以下、4位「予算や住宅ローン」、5位「設備」、6位「キッチンの配置や仕様」、7位「外構(庭・駐車場など)」となった。
続いて、夫婦で意見が合わなかったときの解決策を聞いたところ、1位「配偶者の意見を採用した」、2位「納得するまで話し合った」、3位「自分の意見を通した」という結果に。
男女別にみると、「配偶者の意見を採用した」女性が19.5%に対し、男性は31.9%。また、「自分の意見を通した」においては、男性はわずか5.4%と、女性(17.1%)の3分の1以下だった。