ロイヤリティ マーケティングは10月26日、「第49回 Ponta消費意識調査」の結果を発表した。調査は9月29日〜30日、同社運営の「Pontaリサーチ」会員の20代〜60代以上の男女3,000名(性年代各10セルで300サンプル)を対象にインターネットで行われた。

  • 今年の冬のボーナスの使い道を教えてください。(3つまでの複数回答)

    今年の冬のボーナスの使い道を教えてください。(3つまでの複数回答)

今年の冬のボーナスの使い道を聞いたところ、1位「貯金・預金」(37.8%)、2位「旅行(宿泊を伴うもの)」(6.7%)、3位「食品(ふだん食べるもの)」(5.3%)という結果に。また、8年目の調査で「投資信託」(9位、2.4%)が初のトップ10入りを果たすなど、関心の高さがうかがえた。

  • 「冬のボーナス」の支給額に対する貯金・預金の割合

    「冬のボーナス」の支給額に対する貯金・預金の割合

冬のボーナスの支給額は、多い順に「20万円~40万円未満」(23.0%)、「40~60万円未満」(20.3%)、「20万円未満」(19.5%)という結果に。支給額のうち、どの程度貯金・預金したいかを教えてもらったところ、「75%以上」が33.8%、「50%〜75%未満」が24.9%と、6割近くの人が半分以上を「貯金・預金」したいと考えていることがわかった。

また、「貯金・預金」の用途を決めているかを聞くと、41.7%が「決めている」と回答。特に「老後の生活への備え」(56.2%)や「将来の消費への備え(住宅購入、子供の学費など)」のために貯めている人が多かった。

  • 今月の家計の支出を節約したい割合

    今月の家計の支出を節約したい割合

続いて、消費者の節約志向について調査を行った。その結果、61.1%が「今月の家計の支出を節約したい」と考えていることが明らかに。

また、「いまPontaポイントを使いたいですか?」という問いには、43.8%が「いま使いたい」と回答し、特に、「節約したい」派では48.1%と高い割合に。一方、「節約したくない」派は「分からない・決まっていない」が最も多く44.8%となり、節約意識の違いがポイントの利用意向にも現れていることがわかった。