SBI⽣命保険は10⽉20⽇、「ポイントサービスの利⽤状況に関する調査」の結果を発表した。調査は10⽉7⽇〜8⽇、ポイントサービスを利⽤している20〜60代の男⼥1,110名を対象にインターネットで行われた。
⽇常のお買い物などにおいて、利⽤することが多いポイントサービスを3つまで答えてもらったところ、1位「楽天ポイント」(68.0%)、2位「Tポイント」(55.5%)、3位「Pontaポイント」(35.1%)という結果に。
また、最もポイントが貯まっている(貯まりやすい)ものを聞いたところ、「楽天ポイント」(44.0%)が断トツの1位に。2位は「Tポイント」(17.1%)が続き、利⽤が多いポイントサービス第3位の「Pontaポイント」は貯まりやすさで4位に後退し、代わりに「dポイント」が3位にランクインした。
続いて、ポイントサービスを選ぶ上で重視する点を聞いたところ、「還元率の⾼さ」(70.2%)がトップに。次いで「対象店舗の数が多い」(52.7%)、「ポイントキャンペーン(ポイント●倍デー等)が魅⼒的」(49.5%)と続いた。
ポイントの貯まりやすさを問う設問では「楽天ポイント」が圧倒的⾸位である⼀⽅、「Tポイント」や「Pontaポイント」が利⽤割合で「楽天ポイント」に迫っていたが、今回「対象店舗の数が多い」が2位に食い込んでいることから、「Tポイント」や「Pontaポイント」はコンビニで利⽤しやすいなど、利⽤可能な店舗・⽤途が多いことが好まれていると推測される結果となった。
次に、「過去3年程度で、以前よりもポイントサービスを利⽤する機会は増えましたか?」と質問したところ、53.2%が「増えた」(27.3%)、「少し増えた」(25.0%)、「過去3年以内にポイントサービスを利⽤するようになった」(0.9%)と回答。⼀⽅、「少し減った」(1.8%)、「減った」(1.0%)という人はわずか2.8%であったことから、過去3年程度で顕著に普及していると言える結果に。
ポイントサービスの利⽤が増えた理由については、「スマートフォン決済が増加したため」(54.2%)、「ネットショッピングが増えたため」(44.7%)が上位にあがり、コロナ禍でスマートフォン決済やネットショッピングの利⽤が広がったことが、ポイントサービスの利⽤拡⼤の重要な契機になっていることがうかがえた。
最後に、今後使ってみたいサービスを聞いたところ、「食料品・日用品等の購入」(51.6%)、「電子マネー・他ポイントへの交換」(47.8%)、「ギフト・クーポンへの引き換え」(22.8%)が上位に。また、「公共料⾦(⽔道光熱費等)の⽀払い」(21.4%)や「株式や投資信託への投資」(13.6%)、「保険料の支払い」(8.1%)への関心も高いことがわかった。