メルセンヌは10月15日、「働く上でストレスとなる要因」に関する調査結果を発表した。調査は9月~10、在職中の832名(男性437名、女性395名)を対象にインターネットで行われた。

  • 仕事で感じるストレスランキング

    仕事で感じるストレスランキング

2020年1月を境目に、新型コロナウィルスの影響で「リモートワーク」や「オンライン商談」「移動制限」など、働き方が大きく変化した今、仕事上、どのような要因がストレスとなっているのかについて調査を行った。

その結果、「仕事で感じるストレスランキング」1位は「職場の人間関係」(35.9%)となった。リモートワークなど、直接人と接しなくなった職場においても、苦手な人、嫌いな人に対してストレスを抱える傾向に変化がないことがうかがえる結果に。

以下、多い順に「ノルマや求められる成果」(14.5%)、「労働時間が長い。残業が多い」(14.4%)、「お客様との人間関係・クレーム」(11.5%)、「やりがいや面白みを感じられない」(6.0%)、「待遇(給与や福利厚生など)が悪い」(5.3%)、「責任が重い」(4.3%)、「成長・キャリアアップできない」(3.2%)、「裁量権のなさ」(2.6%)、「社風が合わない」(2.0%)と続き、給与に不満を抱くよりも、ノルマや労働時間の長さに対してストレスを抱いている人が多いことがわかった。

  • 仕事で感じるストレスランキング(男女別)

    仕事で感じるストレスランキング(男女別)

男女別にみると、やはり「職場の人間関係」(男性29.3%、女性43.3%)や「お客様との人間関係・クレーム」(同13.0%、9.9%)など、人間関係によるストレスが圧倒的に多い結果に。また、男性は女性に比べて、体力面で無理を強いられやすいためか「労働時間が長い。残業が多い」(同16.2%、12.4%)、の長さにストレスを感じることが読み取れた。