女優の夏川結衣が、来週21日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第2話(21:00~※10分拡大)に出演する。

  • 左から西田敏行、夏川結衣=テレビ朝日提供

100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台にした第7シリーズ。昨日放送された第1話では、天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉涼子)がワクチンも特効薬もない感染症にかかってしまうという驚きの展開で幕を閉じた。

第2話で新たな波紋を呼ぶ患者を演じる夏川は「『ドクターX』は特別。ここまで長く続き、すでに出来上がっている空気の中にうまく入り、ご期待通りにちゃんと役を演じられるか、ちょっと自信がない……と思って、正直なところオファーを受けるべきか悩みました」と率直な心境を述べる。出演を決意した後も改めて『ドクターX』全シリーズを見直してから撮影に参加。未知子にとって今シリーズ最強の敵である内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)や、彼を敵視する外科分院長・蛭間重勝(西田敏行)の過去を知る銀座のクラブのママ・二木麻也子を演じる。

出演を迷った夏川だが、西田と同じ作品(映画『武士の献立』13年)に出たことはあるものの一緒に芝居をしたことはなく、「西田さんのお芝居を間近で見てみたい、西田さんのアドリブを体験してみたいという気持ちも強かった」という気持ちが決意のきっかけに。念願叶って西田のアドリブを体験し、「西田さんのアドリブは状況から何から踏まえ、よ~く練られていて、しかもすごく間を大事にしていらっしゃるんです。アドリブからも西田さんの本気を感じ、すごく勉強になりました」と、目を輝かせた。

米倉とは、ドラマ『松本清張スペシャル かげろう絵図』(16年)以来2回目の共演。「米倉さんの凛とした立ち姿の美しさとカッコよさは、やっぱり群を抜いていますね! 皆さんがあの姿をまた見たいと思うのは当然。続編を作りたいという制作側の思いも、新シリーズを待つ視聴者側の思いも、改めて『納得!』と思いました」と熱弁し、「米倉さんは同性の私でもくらっとなるくらい、甘~い、いい匂いがするんですよ。ご本人に伝えたら、爆笑しながら『ハンドクリームじゃないですか?』とおっしゃっていましたけど、あれはハンドクリームのせいだけじゃない! フェロモンかも……(笑)」と想像した。