帝国ホテル東京はこのほど、普段は使用される機会が少ない食材の部分を活用して作り上げたフレーバーソルト「サステナブルソルト」を開発。その第1弾として、じゃがいもの皮を使用した「サステナブルソルト 根菜」を、ホテルショップ「ガルガンチュワ」にて販売している。

  • 帝国ホテル東京、じゃがいもの皮を使用した「サステナブルソルト 根菜」発売

    帝国ホテル東京、じゃがいもの皮を使用した「サステナブルソルト 根菜」発売

帝国ホテルは、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを積極的に推進するため、11の目標を設定し、食品ロス削減などに努めている。

そんな帝国ホテルがこのほど、ホテル内で使用される食材の端材を低温のオーブンで焼き上げてパウダー状に加工し、塩とブレンドしたオリジナルのフレーバーソルトを開発。「食材を余すことなく使う」というフランス料理の考え方に基づき、本来、栄養価が高く、工夫次第で美味しく食べられる端材に着目し、東京料理長杉本雄氏が考案・監修。ラグジュアリーとサステナビリティを共存させる取り組みを食の観点から推進すべく、「フレーバーソルト」が誕生した。

今回は、その第1弾として、乾燥させたじゃがいもの皮を使用した「サステナブルソルト 根菜」が登場。じゃがいもの香ばしさが生きた一品で、お肉料理やフレンチフライなどとの相性がいいという。9月30日より、本館1階ホテルショップ「ガルガンチュワ」にて販売されており、今後は、通信販売やオンラインショップでも販売する予定とのこと。価格は15gで1,000円。

なお、売上の一部は、環境保護を推進する一般社団法人JEANへ寄付される。