リクルートは10月7日、「薄毛に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月21日~27日、現在薄毛である、かつ薄毛を気にしている20〜69歳の男女2,063名(男性1,431名、女性632名)を対象にインターネットで行われた。

  • 薄毛が気になりだした年齢

    薄毛が気になりだした年齢

5万人を対象に行われた事前調査によると、男性26.7%、女性8.0%が「薄毛である」と回答。そのうち、男性75.5%、女性94.7%が「薄毛を気にしている」と回答し、「薄毛である」割合は男性が高いが、「薄毛を気にしている」人の割合は女性の方が高い傾向に。

薄毛が気になりだした年齢は、男性38.4歳、女性41.8歳。きっかけは「鏡を見ていたとき」など自分自身で気づく割合が増加傾向にある一方、「家族」や「友人・知人から(指摘されて)」気づく割合は減少傾向にあることがわかった。

  • 薄毛が気になる部位

    薄毛が気になる部位

薄毛が気になる部位については、男性は「頭頂部」(65.1%)、「前頭部」(61.8%)、「分け目」(25.0%)が上位に。一方、女性は「分け目」(66.7%)が最も多く、次いで「頭頂部」(65.0%)、「前頭部」(42.5%)と続いた。

  • 薄毛対策にかけている金額とかけてもよい金額

    薄毛対策にかけている金額とかけてもよい金額

次に、薄毛対策にかけている金額を教えてもらったところ、男性は4,596円/月、女性は3,516円/月と、男女とも直近3年間で上昇傾向に。また、薄毛対策にかけてもいいと思う金額については、男性5,379円/月に対し、女性は4,025円/月だった。

年代別にみると、男性は「薄毛対策にかけている金額」「かけてもよい金額」ともに20代が最も高く、おおむね年齢が上がるごとに減少傾向に。一方、女性は20代・30代が他の年代と比較して「薄毛対策にかけている金額」「かけてもよい金額」が高い傾向がうかがえた。