モスフードサービスは9月13日、旭酒造の協力を受けて、台湾、シンガポール、香港の3つの国と地域のモスバーガー店舗にて日本の銘酒「獺祭」とのコラボレーション商品販売を開始した。
旭酒造とのコラボレーションは2020年12月に国内モスバーガー店舗で展開した「まぜるシェイク 獺祭-DASSAI-」に続いて2度目。ノンアルコールの「獺祭」(甘酒)を使用し、麹の甘みなどを楽しめるソースと、「モスシェイク バニラ」を合わせたモスオリジナルのシェイク「まぜるシェイク 獺祭-DASSAI-」は、発売から10日間で約20万食を販売する人気商品となった。
今回は、日本の銘酒「獺祭」(甘酒)でライスバーガーと蒟蒻ドリンクを商品化し、海外で展開する。各国・地域の味覚の特徴に合わせてそれぞれの地域にあったメニューを提供する。
台湾(店舗限定180店舗:全293店舗中)で9月13日から販売している「白焼きうなぎライスバーガー」は、獺祭ブランドをイメージし、高級感のある白焼きうなぎを使用したライスバーガー。蒲焼きソースに獺祭甘酒を加え、うなぎの香りをさらに高めた。蒲焼きソースには、獺祭甘酒を使用している。
「ビーフステーキライスバーガー」は、10月1日(予定)から台湾全293店舗で販売。同時期に、台湾ではにBBQでステーキを食べる習慣があるという。3種の味噌に獺祭甘酒をブレンドした深みのあるソースが特徴で、洋梨焼肉ソース、味噌ソースにそれぞれ獺祭甘酒を使用した。
さくら餅をイメージしたデザートバーガー「さくら餅風ライスバーガー」は、9月13日から台湾全293店舗で販売。ライスプレートにはもち米を使用し、タロイモ、小豆で甘さを表現した。練乳ソースに獺祭甘酒を使用している。
シンガポール(全52店舗)、香港(全36店舗)で販売するのは、桜えびを使用した「海鮮かき揚げライスバーガー」。シンガポールでは9月~10月、香港では11月~12月に販売する。かき揚げに獺祭甘酒の風味を生かした海鮮あんかけソースをかけ、アスパラガスを加えて見た目を整えた。獺祭甘酒は、海鮮あんかけソースに使用している。
「蒟蒻ドリンクグレープフルーツ味」は、台湾(全293店舗)、香港(全36店舗)で販売。台湾で長年にわたって販売している蒟蒻ドリンクに、獺祭甘酒ソースとグレープフルーツを合わせた。