ビースタイルグループは9月3日、「家計のゆとりと扶養」をテーマとした調査結果を発表した。調査は3月24日~31日、同社サイトに登録する働く主婦・主夫層655名を対象に、同社運営の「しゅふJOB総合研究所」によるインターネット調査で行われた。

  • 世帯年収:家計のゆとり別比較

    世帯年収:家計のゆとり別比較

調査によると、家計に「ゆとりがある(十分+どちらかといえば)」という人は32.2%、「ゆとりがない(どちらかといえば+全く)」人は64.3%。

世帯年収別にみると、「家計のゆとりあり(計)」と回答した人の半数以上が「900万以上」(55.6%)という結果に。一方、「家計のゆとりなし(計)」と回答した人の世帯年収は、「500万以上〜700万未満」(28.2%)や「300万以上〜500万未満」(22.2%)が多かった。

  • 扶養枠を外す時給ライン:世帯年収別比較

    扶養枠を外す時給ライン:世帯年収別比較

次に、扶養枠から外れてもいいと思える時給を教えてもらったところ、「1,500円未満」でも扶養枠を外して働くという人の割合は、「家計のゆとりあり(計)」と回答した人が27.0%であったのに対し、「家計のゆとりなし(計)」では37.3%という結果に。

同様に世帯年収別に比較すると、「1,500円未満」でも扶養枠を外して働くという人の割合は、世帯年収500万以上の世帯では27.7%だったのに対し、世帯年収500万未満の世帯では47.7%と半数近くに達した。