「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」(LASSIC運営)は8月31日、テレワークと「仕事のオンオフ」に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年9月1日~2020年9月4日、調査対象は全国20歳~65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン、有効回答は1,077人。
テレワークの悪かった点、1位「仕事とプライベートの区別ができない」
「仕事のオンオフの切り替え」に関する悩みを調査するにあたり、テレリモ総研が実施したテレワークのデメリットに関するアンケートを参照したところ、最も多かったのは「仕事とプライベートの区別ができない」(男性45.16%、女性38.92%)。「長時間労働になっている」(同15.95%、同12.72%)と合わせると、男性の約6割、女性の約5割がテレワークにおける「仕事のオンオフの切り替え」に悩んでいることがわかった。
この他、「上司、同僚とのコミュニケーションが取りづらい、減った」(同34.59%、同34.49%)、「光熱費などの自己負担額が増加してしまった」(同19.71%、同30.64%)などを挙げる人が多かった。
次に、テレワーク中のオンオフの切り替え方法を尋ねたところ、1位は「コーヒーを飲む」(同32.44%、同29.09%)に。同調査では、「香ばしい香りや適度な苦み、カフェインの効果から、仕事中の眠気覚ましやリフレッシュを目的とした愛飲者も多く、オンオフの切り替えに適しているといえる」と分析している。
以下、2位「仕事部屋に入る」(同23.30%、同15.41%)、3位「服を着替える」(同15.23%、同21.77%)、4位「ストレッチする」(同15.77%、同18.88%)、5位「食事をする」(同14.33%、同17.73%)と続いた。