突然ですが、皆さんは火星や水星など、太陽系の惑星を英語で言うことはできますか?

男性の場合は天体好き、または英語が得意な人でなければ、なかなか答えられないかもしれません。一方で女性の場合、特に30代前後の女性の場合はちょっと事情が違いそうです。

ツイッターユーザー「Yuka オランダ(@h__YUKA__z)」さんのツイートを見てみましょう。

夫が「太陽系の惑星、英語で言える? 」って聞いてきたので答えたら「さすが天体好きだね」と言われたんだけど、違うんだよ…天体好きでなくても英語たいして喋れなくても、今の30代日本人女性は大概言えるんだよ… (@h__YUKA__zより引用)

  • ※画像はイメージです

Yukaさんによると、30代の日本人女性の大半は、太陽系の惑星を英語に訳すことができるとのこと。一体、ナゼでしょう? その答えはもちろん、「『セーラームーン』を見て育った世代だから」に他なりません。

おさらいしておくと、少女漫画『セーラームーン』の主要ャラクターの名前はみんな、セーラームーンやセーラーマーキュリー、セーラーマーズなど、「セーラー」+「太陽系の惑星の名前」で構成されており、その影響で、セーラームーン世代は太陽系の惑星を英語に変換できるという特殊能力を身に着けている人が多いんですね。

Yukaさんのツイートは広く注目され、1.4万件のリツイート、2.7万件のいいねを獲得(9月1日時点)。リプライ欄には数多くの共感の声が集まりました。

「どこかの美少女戦士の影響ですね」

「月の光に導かれてますもんね」

「その親世代である50〜60代の母親たちも言えちゃったりします」

「『地球』だけ言えない説。。。」

「ミラクルがロマンスしてた世代は強い」

「『月野うさぎ14歳中2』と同級生だーとはしゃいでた今年で42歳も余裕で言えます」

「ふふふ。 50のおっさんですが、言えますよ。リアタイですから」

「30代日本人女性を妹に持つ兄として自分ももちろん可能です」

今回のツイートがバズったことを受け、Yukaさんご本人に少しお話をお聞きしてみました。

ーー旦那さんのリアクションはいかがでしたか?

私より英語のレベルは上なのですが、さすがに太陽系の惑星すべての英語名は知らなかったようです。私が「30代日本人女性は大概言えるんだよ…」と言ったところ、ああ、セーラームーンか! と納得してくれました。

ーーYukaさんもセーラームーンを子どもの頃に見ていたのでしょうか?

アニメも見ていたし、掲載されていた雑誌も買っていました。子どもの頃は、知的なセーラーマーキュリーが好きでした!

ーーツイートには多くの共感の声が集まりました。ご感想をいただけますか?

相互フォローの方々から「あるある!」という反応がくるかなー、ぐらいに思って投稿したのですが、あまりの反響に夫共々驚いています。みんなセーラームーン好きですね(笑)。リプにて、セーラームーンだけではなく聖闘士星矢や他の作品などで、みなさん色んなことを学んだと拝見しました。確かに学校の勉強だけでなく、こういう所から自然と知識を得られるのは素敵ですよね。


日常の中で「マーキュリー」「ジュピター」などといった単語を耳にすると、自然とセーラームーンのワクワク感まで思い出すのもセーラームーン世代の特徴。いろんな意味で人生に深く関わってくるマンガやアニメは、まさに日本の文化と呼ばれるに相応しい宝物なのかもしれませんね。