お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、芸能人の子どもが週刊誌に盗撮された際の対抗措置について言及した。

松本人志

番組では、TOKYO FM『福山雅治 福のラジオ』の7月10日放送の内容を音声付きで紹介。福山は、モザイク処理した子どもの写真が一部週刊誌に掲載されたことに触れ、「さすがに子どもの写真を撮られるということにおいて、そしてそれが掲載され、かつ販売物となって世の中に出ていくということにおいて、黙っていることはできない。守られるべきものが守られていない気がする」と主張した。

さらに、「毎日通るその場所で全然知らない人が写真を撮っている。しかも、その撮った方、そしてその写真を掲載する媒体および編集の方、様々な方が僕の子どもの顔を知っている、かつデータを持っているわけですよ。全然知らない人が。そしていつでもモザイクを外せるような状態で共有しているわけですよね。これってとても怖いことだなと思ったんですよね」と深刻な問題であることも指摘。「それを『芸能人だから』ということで我慢して何年もこれから先、過ごしていかなきゃいけないのかなって思うと、それは違うなと思ったんですよね」と発言の意図を説明していた。

これについて松本は、「一昔前なら、たけしさんがFRIDAYに襲撃みたいなことはありましたけど、今の時代はタレントがそんなリスキーなことをしなくても。今回は福山くんも事務所もすごく紳士的に大人の対応として警告しましたから、(一部週刊誌が)これ以上やる場合はSNS使って記者なりカメラマンの顔や名前をさらしていいと思いますよ。そういうふうに対抗していかないと」と提言。

「子どもを守るのは親の義務」とし、「これが変な事件に発展する可能性だってあるわけですから、これは対抗していく必要はあると思いますよ。事務所がやるのか個人がSNSでやるのかこれはちょっと分かりませんけど、もしそういうのが(SNSに)上がったら、僕はリツイートします。そうやってタレント同士、事務所同士でみんなで力を合わせて抑止力にしていかないとダメだと思います」と切実な思いを訴えた。

「僕がSNSに載せて出版社が訴えて来ても全然大丈夫」と松本。「僕は絶対にやりますよ」と断言し、「編集長の名前と顔と。僕は全部やりますよ」と最後まで強硬姿勢を貫いていた。