お笑いコンビのアンタッチャブルがMCを務める読売テレビのバラエティ番組『騙し合いバトルロワイヤル THE 完全犯罪』(毎週土曜深夜放送、初回25:08~ ※関西ローカル、全8回)が、10日にスタートする。

  • アンタッチャブルの山崎弘也(左)と柴田英嗣=読売テレビ提供

「クイズ」×「人狼ゲーム」をかけ合わせたこの番組は、4人のプレイヤーが協力して3択クイズに挑戦し、4人で1つの答えを導くが、4人のプレイヤーの中に、1人だけ正解を知っていて、かつチームをあえて間違った答えへと誘導しようとする「ブラック」がいるというもの。全3問中2問正解したらプレイヤー側の勝ち、それ以下であればブラックの勝ちとなる。

MCのアンタッチャブルは、柴田英嗣は誰がブラックかを知って番組の進行を担当し、何も知らない山崎弘也が勝手な見解を述べたり、場を煽り立てることでプレイヤーたちを翻ろう。初回の放送では、王林、カズレーザー(メイプル超合金)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、丸山桂里奈がプレイヤーとして参加する。

収録を終えたアンタッチャブルのコメントは、以下の通り。

山崎「僕はブラックが誰かを知らないので、一視聴者としてゲームを見守りましたが、いやー、面白かったですね! 誰かが叩かれ始めたと思ったら、もう違う人が叩かれてる。発言の仕方によっては一気に劣勢になったりだとか、なんか世の中が詰まったかのような番組でした」

柴田「人って何かを疑い始めたら、何も信じられなくなっちゃうんだなと痛感しましたね。僕はクイズの答えと誰がブラックかを知っているので、いわば神の目線でゲームを眺めていたんですけど、人間の中の臆病な部分ってすごく膨らんじゃうんだなと。この番組を観て、こういうふうに言いくるめようとするやつは信用ならないという目を養っていただきたいです(笑)。明らかに『あ、ここだな』という嘘のパターンがあります」

山崎「2回観たほうがいいです。最初は何も知らない僕の目線で、2回目はすべてを知った柴田さんの目線で。あえて危ない橋を渡っていったり、あるいは本当に危ないシーンでは深追いをしないブラックの姿が見えてきて面白いと思いますよ。それとは逆に、プレイヤー同士がお互いを疑い合って自爆した結果、大して何もしないままブラックが勝利するパターンもある。あれだけ揉めてどっちもブラックじゃないんですからね(笑)」

柴田「その人の性格がもろに出てくるんですよね。やっぱり素直な人はどこまでも素直だし、なんとなくこいつ信用ならねえなというやつは、そのまま信用ならない(笑)。乗り替わり方もうまいし。今後はメンタリストのDaiGoさんとか、マジシャンの方とか、人を驚かせるような商売をしている方も呼んでみたいですね」

山崎「僕はポーカー好きな方々の対戦を観たいです。例えば、GACKTさんVS小柳ルミ子さんみたいな頂上決戦とか。この番組フォーマットはポーカーが盛んな欧米圏とかでも売れそうですよね」

柴田「これは世界でも行けるでしょう! 海外のどこの国でも騙せる人はいっぱいいます」

山崎「国それぞれで個性が出たりするでしょうね。やっぱスペインは情熱的な嘘が多いよねとか、やっぱドイツの嘘のつき方は堅いよねとか(笑)」

なお、放送後には、「MyDo!」「TVer」「GYAO!」で見逃し配信される。