お笑いコンビのバナナマン、お笑い芸人のバカリズムがMCを務めるフジテレビのバラエティ特番『バナナバカリの初芸人』が、4日(16:00~ ※関東ローカル)に放送される。

  • 激痛・激熱・激冷・激辛を一気に受ける日村勇紀=フジテレビ提供

この番組は、「◯◯を初めて成し遂げた芸人」を“初芸人”と称し、その称号を獲得すべく、今をときめく人気お笑い芸人が過酷なロケに挑むもの。その様子を、バナナマンとバカリズムがスタジオで見守る。

まず、『M-1グランプリ2020』王者・マヂカルラブリーが挑戦する称号は「24時間で100人の芸人を笑わせた“初芸人”」。1日のプランは野田クリスタルが考えるが、芸人を100人笑わせるという過酷な挑戦にMC陣も「ハードルが高い」と息を飲む。

1人目のターゲットは、なんと番組MCの設楽統。野田が考えた作戦のテーマは「くだらない、つまらない、しょうもない」。『ノンストップ!』の収録現場に突入するマヂカルラブリーだが、果たしてその結果は。

次のターゲットは松嶋尚美。マヂカルラブリーが『M-1』で優勝した際に議論となった“漫才じゃない論争”で、「コントだと思う!」と語った因縁のある松嶋に、今回あえて挑む。他にも、ナイツや陣内智則、バカリズム、お笑い第7世代など実力派芸人のターゲットたちを笑わせるべく、24時間駆け回る。

続いて、四千頭身が挑戦する称号は「24時間で100匹の魚を釣り、その魚でダジャレを言う“初芸人”」。場所は、多くの種類の魚が生息する静岡県・駿河湾。「第7世代も意外と体を張っているところを見せたい」と意気込む四千頭身。しかしそのロケは超過酷で、寒さと雨と荒波と戦いながら魚を釣る姿にバナナマンも「これは思い出になる」と称賛する。

さらに、番組MC・日村勇紀もチャレンジ。日村が挑むのは、「世界三大クサい料理を全部混ぜて嗅ぐ“初芸人”」「飛んでくるゴムパッチンをギリギリで避ける“初芸人”」「ハンドボール選手のパイ投げを受ける“初芸人”」「激痛・激熱・激冷・激辛を一気に受ける“初芸人”」の4つだ。

収録を終えたMC3人のコメントは、以下の通り。

設楽:今のバラエティ番組は過酷な企画があまりないので、若手にとっても良い機会だったんじゃないかと思います。

バカリズム:僕も若手のころを思い出しました。そして(VTRが)単純に面白かったです。日村さんのロケも面白かったです。スケールこそ小さいですが(笑)

日村:2人(設楽・バカリズム)が僕のロケを見て笑っているのか、すごく気になりました。笑っている時と笑ってない時があって…(笑)。いわゆる“お笑い番組”がやれたというのがうれしかったです!

設楽:すごくくだらないことをやっているのですが、若手芸人が努力している姿に(視聴者の皆さんも)何か考えさせられると思います。

日村:VTRが最高です!夕方から腹がちぎれて眠れなくなっちゃうかもしれないです(笑)

(C)フジテレビ