えちごトキめき鉄道は、JR西日本から譲り受けて松任工場で国鉄急行色に塗り直した「国鉄形急行電車」413系・455系の訓練を兼ねた公式試運転を6月17・18日に実施し、無事終了したと発表した。

  • 「国鉄形急行電車」413系・455系の公式試運転が6月17・18日に行われた

えちごトキめき鉄道では、北陸地区のJR線で活躍していた近郊形電車413系1編成(3両編成)と、国鉄時代の急行形電車の雰囲気を残す「クハ455-701」の計4両をJR西日本から譲り受け、松任工場で国鉄急行色に塗り直された。昭和30年代後半から活躍してきた交直両用電車を国鉄色に塗装したこともあり、ノスタルジーを感じるとして鉄道ファンから人気となっている。

  • 413系・455系公式試運転の様子

  • 413系・455系の車内

  • 公式試運転は運転士の業務指導も兼ねており熱心に議論が交わされた

公式試運転は6月17・18日の2日間実施され、午前中は直江津駅を出発した後に日本海ひすいラインを糸魚川駅まで往復。午後からは直江津駅から妙高はねうまラインを妙高高原駅まで往復した。