IBJはこのほど、「結婚後の暮らし」に関する調査結果を発表した。同調査は同社の直営結婚相談所にて、過去に成婚退会した986人(2020年4月~9月の半年間での主要コース実績)を対象に、インターネットで実施した。
結婚式を挙げたか尋ねたところ、60.4%が「挙げた」と回答した。「計画していない」は14.7%で、「計画中」は24.9%となっている。
結婚式を挙げた人に、式で2人の出会いをどのように伝えたか聞くと、41.3%が「結婚相談所で出会った」と伝えたと回答した。「婚活サービスで出会った」(14.0%)と伝える人もおり、過半数のカップルが、ふたりの出会いを「結婚相談所」「婚活サービス」とオープンに紹介していることがわかった。
新婚旅行には行ったか尋ねると、45.8%が「行った」と回答し、23.3%が「計画している」と答えている。外出自粛などの影響で、旅行の計画が立てにくいためか、「計画していない」と答えた人は30.8%だった。新婚旅行の費用について聞くと、「~100万円」(20.3%)が最も多く、僅差で「~70万円」(20.0%)が続いた。
結婚を機に住まいを購入したか尋ねたところ、21.8%が「購入した」と答えた。「計画中」が24.1%、「購入していない」が54.1%だった。
結婚後の家計管理のために、財布は一緒にしたか尋ねたところ、52.4%が「一部一緒になった」と答えた。「完全に一緒になった」は17.8%、「別々のまま」は29.7%だった。
結婚後、相手への気持ちに変化はあったか聞くと、最も多い回答は「もっと好きになった」(46.8%)だった。次いで多かったのは「変わらず好き」(40.0%)で、9割近くが一層強く愛情を感じていることがわかった。