• 主人公・肉子ちゃんの娘・キクコの声を演じたCocomi

先日行われた完成報告会の裏で、大竹はCocomiに「これからいろいろと仕事があるから頑張って。よかったよ」と声をかけ、花江も「声優としていけると思いますよ」と太鼓判を押したという。さんまは「2人ともヨイショで言ったと思いますが、本人、真に受けていました」と笑いを誘いつつ、「でも、本当に思った以上でした」と称賛。「あとから気がついたんですけど、芝居するのも、大阪弁も、アフレコも初めての人を、俺よう起用したなと。共演者がみんなうまくて、力のある人たちをキャスティングしたので、この中でCocomiちゃんいけるかなと心配していたんですけど、やればやるほどすごかったので驚いてます」と語った。

また、「妹さんが台本を読んで『これ、お姉ちゃんのままだね』と言ったそうで、キクコはCocoちゃんのままのような性格らしいです。そこでやっぱり正解やったかと思いました」と話し、「木村と知り合いでCocoちゃんをキャスティングしたと言っている人もいますが、作品を見ていただくと違うとわかっていただけるので、ほっとしています」と安堵の表情を見せた。

試写会には、家族も参加していたという。Cocomiの声優としての才能に「お父さん、お母さんも驚いていた」と明かすさんま。また、木村拓哉が本作について「全国の小学生に見せたい」と話していたことも教えてくれた。

なお、Cocomiは11歳からフルートをはじめ、2019年には日本奏楽コンクールで最高位を受賞。フルート奏者でもあり、本作の劇伴にフルートでも参加している。モデル、声優、フルート奏者と、さまざまな顔を持つCocomiの今後の活躍にも注目したい。

(C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会