「お茶! 」「違う! 」「もっとこうして!」――そんな息子からの"乱暴なお願い"に対し、改善アドバイスをしたというまぼさん(@yoitan_diary)。以降変貌を遂げた息子の発注スキル(お願いのしかた)がTwitterで話題となっていました。

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「どんな風に頼んだら、みんな気持ち良く"よいたんのお願い、また聞いてあげたいな"って思えるか。ちょっと考えて工夫してごらん」という、まぼさんのアドバイスを聞いた息子、よいたん。その後は発注スキルがさく裂!

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息子の発注スキル (@yoitan_diaryより引用)

「(ママ!! 寝る前にお水!! じゃなくて……)お水ください! 」と上手にお願いできたよいたん。さらには「ママ可愛すぎ、アイラビュー」と、相手を喜ばせるための粋なコメントで返してみせました。

大人が言えば歯が浮きそうなセリフでも、よいたんからの一言となればキュートすぎる! とフォロワーのみなさんは大歓喜。「最後笑った! 」「よいたん最高! 」「この子はモテるな……! 」といった声が殺到しました。

さらに、本投稿から自身の育児を振り返るきっかけになったという読者もいるようです。そこで、作者のまぼさんにお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 今回のツイートが大きな反響を生んでいるかと思います。率直なご感想をおうかがいしてもよろしいでしょうか?

まぼさん : みなさんのリプライから、大人になっても「お茶! 」「コピーとって! 」といった頼み方をする人が社会にはたくさんいることを知りました(笑)。乱暴なコミュニケーションでは、結局周りが離れていき自分が損をするだけなので、自戒の念もこめて息子には「相手が気持ちよくお願いを聞いてくれる」頼み方をしてほしいなと思っています。

―― 3ページ目の息子さんへのアドバイスがとても分かりやすく、子どもとの接し方の参考になると感じました。日ごろから意識していることはあるのでしょうか?

まぼさん : 恥ずかしながら大した意識も知識もなく日々をやり過ごすことで精一杯ですが……「子どもとフェアな関係でありたいな」ということだけは心がけております。「言っても分からないだろうと説明を疎かにしない」「機嫌に任せて叱らない」ということを肝に銘じて、フェアなコミュニケーションをとるようにしています。

―― 対等であるように心がけることは大切なのですね。

まぼさん : その一方で、「子どもとフェアであること」を「大人が幼稚になってもいい」と勘違いされてしまうことがよくあるので(笑)。伝えたいことをきちんと伝えつつ、最後は親と子の関係を守るというか、「子どもだから仕方ない、できなくて当たり前」という気持ちを持つようにしています。

―― その後、息子さんの発注スキルにレパートリーの追加や変化等はありましたでしょうか?

まぼさん : いまだ「そんな時なんて言えばいいかな? 」と聞かなければ「ありがとう」が出てきませんが、こちらも何かお願いした時は「ありがとう」をきちんと伝えるように努めております。

―― これからの変化が楽しみですね。ありがとうございます!


子どもとの関わり方にはもちろん、部下や後輩との接し方にさえ参考になるこちらのツイート。みなさんも会社の同僚やご家族にシェアしてみてはいかがでしょうか。

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Twitter : @yoitan_diary