去る5月26日の皆既月食には、世界中が大いに盛り上がりました。それもそのはずで、なんとスーパームーンの皆既月食は24年ぶり。それはとても貴重で素敵な瞬間だったわけですが、残念ながら日本では「曇っていてよく見えなかった」という報告もSNS上で多くみられました。

振り返れば、「◯年に一度のブルームーン」「◯年ぶりの皆既日食」といったレアな瞬間は、どうも天気に恵まれないことが多いように思います。しかし今回は、皆既月食と同じタイミングで新種の月(?)がツイッター上に出現。皆既月食を拝めなかった人たちの心を癒しています。

皆既月食どころか月も見えなかった方はこちらの欠けないスーパーニャーンをご覧下さい(@supacasupercarより引用)

  • @supacasupercar

スーパームーンならぬ“スーパーニャーン”の画像をアップしたのは、ツイッターユーザーのすぱか(@supacasupercar)さん。そこに写っていたのは、まん丸の月……ではなく、身体を綺麗にまん丸くした猫ちゃんの写真でした。

スーパーニャーンは多くの人の心を掴み、4万件のリツイート、21.3万件のいいねを獲得(5月31日時点)。コメントも続々と寄せられました。

「皆既月食も月も見れなかったけど完璧なスーパーニャーンが見れたのでかなり満足です」
「(皆既月食を)見れなかったのですがすぱかさんのおかげでご利益ありそうです」
「見事なスーパーニャーン」
「めちゃめちゃ可愛いんですが!! 」
「うーむこれは真ん丸wどちらかと言えば、醤油煎餅…」
「癒やされました! ありがとうございます」
「なんと見事なスーパームーンにゃ! ずっと見てられますね」

もっとも目立ったのは「ウチのスーパーニャーンもご覧ください」というリプライの数々で、コメント欄には身体を丸めてくつろぐ猫の写真が大集合。リプ欄に並んだ写真にも、多くの人が癒やされたようです。

すぱかさんにお話を聞くと、スーパーニャーンの正体はめぐりちゃん(4才)で、性格は人懐っこく甘えん坊。写真がこれほど反響を得たことについては、「ほっこりしてもらえてうれしいです。いろんな事が大変な状況ですが、猫の姿が少しでも癒しになれたのであれば幸いです」とコメントしてくれました。

今後また、天候のせいでスーパームーンやブルームーンが見られないときは、すぐにツイッターを覗いてみましょう。きっと、スーパーニャーンたちが曇った心を明るく照らしてくれるはずです。