西武鉄道と西武トラベルは13日、「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」の開催に合わせ、会場まで「レッドアロークラシック」または4000系で行ける2種類のツアーをイベント当日の6月5日に実施すると発表した。
「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」は、西武鉄道最大の車両検修施設である武蔵丘車両検修場にて、2年ぶりに開催されるイベント。会場では、電車を載せて移動するトラバーサーへの乗車をはじめとした各種体験のほか、電車撮影会、鉄道部品・グッズ販売などが実施される。
電車撮影会には4月に定期運行を終了した「レッドアロークラシック」が登場するほか、今年でデビュー5周年を迎えた「西武 旅するレストラン『52席の至福』」の車内を事前予約制で特別にカフェとして営業する。
開催日時は6月5日11~15時(最終入場14時、雨天決行・荒天中止)とされ、入場料は無料。完全事前申込制で、5月25日10時から6月5日14時まで、「西武線アプリ」にて電子入場券を先着順で配布する。また、鉄道部品販売コーナーに入場するためには、事前申込みにより抽選当選者に配布する「鉄道部品販売電子入場券」が必要となり、こちらも5月25日10時から5月30日12時まで、「西武線アプリ」で抽選申込みが行われる。
同時に開催されるツアーは、「レッドアロークラシック」に乗車できる最後のチャンスとなる「~レッドアロークラシックファイナルイベント~ 西武新宿発武蔵丘行! レッドアロークラシックで行く西武・電車フェスタ直通ツアー」と、西武秩父線で利用され、現在は池袋駅までの定期運行がない4000系をツアー電車として使用する「池袋発武蔵丘行! 4000系で行く 西武・電車フェスタ直通ツアー」の2種類を用意した。
「レッドアロークラシック」で行くツアーは西武新宿駅を9時頃に出発し、10時30分頃、「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」に先行入場。15時頃に「レッドアロークラシック」に乗って所沢駅まで行き、解散となる。
4000系で行くツアーは池袋駅を9時頃に出発し、10時頃、「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」に先行入場。14時30分頃、4000系に乗って小手指駅経由で小手指車両基地まで行き、小手指車両基地内で乗車したまま「レッドアロークラシック」の最終運行を鑑賞した後、解散となる。
どちらのツアーも、西武線1日フリーきっぷ(ツアー当日限り有効)、イベント参加費用と諸税、記念乗車証、お楽しみノベルティグッズ詰め合わせ(ツアー共通)、弁当(ツアー共通)が用意され、ボックスシートを1名から4名まで好きな人数で使用できる。旅行代金はボックスシートを使用する人数によって異なり、「レッドアロークラシック」で行くツアーが8,800~1万9,800円、4000系で行くツアーが6,600~1万6,500円となる。