ウェザーニューズは3月22日、「お花見調査2021」の結果を発表した。調査は3月1日〜8日、全国5万1,234名を対象にインターネットで行われた。

  • 今年のお花見の予定/お花見へ行くとした場合に気になること

    今年のお花見の予定/お花見へ行くとした場合に気になること

「今年、お花見をする予定はありますか?」と質問したところ、53%が「いいえ」と回答。また、27%が「決めかねている」と回答した。そこで、お花見へ行くとした場合に気になることを教えてもらったところ、「感染リスク」(64%)が最も多く、次いで「周りの目」(12%)という結果に。

年代別にみると、「感染リスク」に関しては30代以上で6割を超え、年代が上がるほど高くなる傾向に。一方、20代は「感染リスク」に関しては48%と半数を下回ったものの、代わりに「周りの目」を気にする傾向にあり、23%と平均(12%)を大きく上回った。

  • マスク以外の感染対策は?

    マスク以外の感染対策は?

続いて、「お花見へ行く際、マスク以外の感染対策を検討していれば教えてください」と質問したところ、「近所の桜スポットを選ぶ」(53%)とした人が半数を超え、次いで「空いている時間を選ぶ」(20%)、「空いている名所を選ぶ」(10%)と続いた。

また、コロナ禍のお花見の傾向として、お花見の場所については、「行かない」(36%)と回答した人を除いたほとんどの人が「近所の桜」(60%)を選択。人数は「2人」(39%)が最も多く、20代では「1人」という人が55%と半数を超える結果に。若い世代ほど1人が多く、年代が上がるにつれて、家族や夫婦でお花見をするという人が多く、「2人」の割合が増える傾向がうかがえた。

  • 今年のお花見の予算

    今年のお花見の予算

今年のお花見の予算については、全国平均で987円となった。2019年の同調査と比較すると725円マイナス、2020年と比較しても113円マイナスに。都道府県別に見てみると、最も高い予算となったのが「青森県」の1,988円。次いで「山形県」(1,758円)、「石川県」(1,513円)と続いた。

最後に「新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら、お花見をしたいですか?」と質問したところ、実に82%の人が「はい」と回答した。