マンダムは3月16日、「40代ミドル男性白書2021」の結果を発表した。調査は1月6日~7日、全国の20~69歳男性1,030名(各年代206名)を対象にインターネットで行われた。

  • ミドルが考える“かっこいい男性像”

    ミドルが考える“かっこいい男性像”

「かっこいい男性」のイメージを聞いたところ、40代では「仕事のできる男性」(38.3%)や「落ち着いている」(35.0%)と回答した人が多く、「仕事のできる男性」は前回調査から23.3ポイント、「落ち着いている」も前回調査から10.2ポイント上昇した。

  • 40代男性のお小遣いについて

    40代男性のお小遣いについて

続いて、40代男性のお小遣い事情について調べたところ、1カ月のお小遣いは、平均で3万4,808円と、前回(3万6,282円)調査から1,474円減少。しかし一方で、「現在のお小遣い額に満足だ」(45.1%)という40代男性は前回調査より8.7ポイント増加。さらに、「家族の将来のために貯蓄をしている」(22.3%)という40代男性も5.8ポイント増加した。調査では「コロナ禍の生活で、改めて家族の大切さを実感するきっかけになったことが伺える結果となった」とコメントしている。

  • コロナ禍における新しい働き方への意識に世代間ギャップあり

    コロナ禍における新しい働き方への意識に世代間ギャップあり

「コロナ禍における新しい働き方への意識」について、40代男性と20代男性とで比較調査したところ、40代男性の約6割が「オンライン会議についていけないと感じている」(58.3%)のに対し、20代男性は51.0%という結果に。

また、「テレワークよりも出社した方が良いと思う」と回答した人の割合は、40代男性が47.1%なのに対し、20代男性は37.4%。さらに、「テレワークによって仕事が進めやすくなったと思う」という40代男性は38.8%であるのに対して、20代男性は45.6%と、ミドル男性とヤング男性の世代間による意識のギャップが浮き彫りとなった。

  • 重要だと感じる身だしなみケア

    重要だと感じる身だしなみケア

次に、「重要だと感じる身だしなみケア」を教えてもらったところ、「シミ対策」(前回調査比+9.7pt)、「シワ対策」(同+5.3pt)、「肌のハリ」(同+7.7pt)、「鼻毛ケア」(同+6.8pt)、「ひげの手入れ」(同+7.8pt)と、顔周りのケアに関する項目の多くで数値が上昇。

また、テレワークを実施しているミドル男性の約4割が、「オンライン会議で自分の顔の映りが気になる」と回答していることから、「メンズメイク(コンシーラーやBBクリーム等)」の利用意向を尋ねたところ、利用意向のある40代は21.8%にとどまった。