名古屋鉄道は16日、最近の利用状況の急激な変化も踏まえ、ダイヤ改正を5月22日に実施すると発表した。深夜帯における運行時刻を一部変更するとともに、昼間帯を中心とした運行時間帯・運行区間の変更なども予定されている。
ダイヤ改正のおもな内容として、名古屋本線・空港線・各務原線・広見線・西尾線で最終列車の時刻を5~30分程度繰り上げる一方、深夜帯における利便性向上を図るため、名古屋本線豊橋駅発着の最終列車は時刻繰下げを実施。名鉄岐阜発豊橋行の最終列車を17分繰り下げ、豊橋発鳴海行の最終列車を7分繰り下げて運行する。
その他、利用状況に応じた運行ダイヤの変更も行う。昼間の時間帯を中心に、名古屋本線・瀬戸線の急行は一部列車で運行時間帯を変更し、竹鼻線などにおいて一部列車の運行区間を変更。津島線と名古屋本線を直通運転する列車のうち、土休日の運行本数も見直す。「ミュースカイ」は中部国際空港~名鉄名古屋間の運行本数に変更はないものの、平日・土休日とも昼間の時間帯を中心に運行区間を変更する予定とのこと。なお、朝のラッシュ時間帯における運行本数は変更されない。