一条工務店は3月9日、「自宅内における花粉症に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月13日~22日、花粉症と診断されているまたは自覚している10代以上の男女2,597名(男性878名、女性1,719名)を対象に、インターネットで行われた。

  • 起床時に花粉症の症状が出たときのモチベーション低下率

    起床時に花粉症の症状が出たときのモチベーション低下率

調査によると、自宅で花粉症の症状が出る人の割合は9割以上。どんな時に症状が出るのか聞いたところ、「窓を開けた後」(54.4%)、「起床時」(48.4%)、「洗濯物を取り込む時」(48.1%)、「掃除をしている時」(43.2%)、「就寝時」(30.5%)が多かった。

そこで、「起床時」と答えた人に対し、「起床時に症状がでると、当日の仕事等のモチベーションは何%低下しますか?」と尋ねたところ、「50%低下」(19.5%)や「30%低下」(19.3%)という人が多く、また「100%低下」と答えた人も5.1%いるなど、「10%以上モチベーションが下がる」という人は、93.7%にのぼった。

一方、「就寝時」の場合では、88.9%の人が「10%以上モチベーションが下がる」と回答。起床時と同様、「50%低下」(18.2%)と答えた人が最も多く、「100%低下」という人は5.6%だった。

  • 花粉の侵入を防ぐ家が実現できるなら支払っても良い金額

    花粉の侵入を防ぐ家が実現できるなら支払っても良い金額

続いて、「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅時間が増えたことで自宅での花粉症対策を強化しましたか?」と聞いたところ、76.5%が「いいえ」と回答。「花粉の侵入を防ぐ家」が実現できるなら、支払っても良いと思う金額を聞くと、「1万円以上5万円未満」(31.5%)が最多に。また、約2割が「10万円以上」、約1割が「20万円以上」かけてもいいと考えていることがわかった。