エデンレッドジャパンは3月4日、「食生活・健康に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年12月21日~23日、全国の20~30代の実家暮らしではない単身・ビジネスパーソン男女400名(年代・性別均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 勤務日のランチについて

    勤務日のランチについて

勤務日のランチについて聞いたところ、「頻繁にある」または「時々ある」と回答した人が多い順に、「お弁当などを持参」(46.1%)、「コンビニ弁当・コンビニおにぎり」(45.6%)、「菓子パン・惣菜パン」(44.3%)が上位に。

また、ランチを欠食する頻度を尋ねたところ、約2割(19.8%)がランチを食べないことが頻繁に、あるいは時々あることがわかった。

  • 会社からランチ代を補助された場合、今より健康的・栄養バランスの良いランチを選びますか?/「食事補助制度」導入率

    会社からランチ代を補助された場合、今より健康的・栄養バランスの良いランチを選びますか?/「食事補助制度」導入率

続いて、「会社からランチ代を補助された場合、今より健康的・栄養バランスの良いランチを選びますか?」と質問したところ、70.3%が「選ぶ」と回答。しかしながら、実際に「食事補助制度」が導入されている企業は16.3%にとどまった。

会社に補助してもらいたい1日のランチ代を聞いたところ、平均で571円という結果に。ただし、会社が従業員のランチ代を補助する「食事補助制度」を非課税で導入する場合、補助金額の上限は月3,500円(消費税別)と法律で定められており、勤務日1日あたりで計算すると175円/日しか補助されない。

  • 会社が従業員の健康を考えていることが、各項目に対しどの程度影響を与えるか

    会社が従業員の健康を考えていることが、各項目に対しどの程度影響を与えるか

次に、会社が従業員の健康を考えていることが、各項目に対しどの程度影響を与えるかを聞いた。その結果、「非常に影響する」「やや影響する」の回答が多かった順に「勤務継続期間」(72.0%)、「会社への愛着」(71.8%)、「仕事へのモチベーション」(71.5%)、「仕事のやりがい・楽しさ」(67.5%)、「スキルアップへの意欲」(61.8%)と全項目で6割を超え、企業が従業員の健康に気を使った取り組みを行うことで、若手ビジネスパーソンの退職を防ぐ、モチベーションを高めるなどの効果が期待できることがわかった。