女優の黒島結菜が、2022年前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロインに決定した。3日、同局の情報番組『あさイチ』(総合 毎週月~金曜8:15~)内で発表された。

  • 黒島結菜

“朝ドラ”第106作となる本作は、2022年に本土復帰50年となる沖縄が舞台。個性豊かな沖縄4兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな50年の物語で、羽原大介氏の脚本によるオリジナル作品となる。

自身も沖縄出身の黒島が演じるのは、復帰前の沖縄「やんばる」地方で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始めるヒロイン・比嘉暢子。遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。ヒロインは、4人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。4人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れるときも訪れるが、それでもふるさと・沖縄の味や思い出が4人の心をつなぎ、困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうなときには、互いに身を削り、支え合っていく。

公式サイトでは黒島のコメント動画を公開。「まさか自分がヒロインを演じることになるとは思ってもいなかったので信じられない気持ちです。でも、いつか自分も、という気持ちも心のどこかにありました」と心境を告白し、「心を込めて務めさせていただきたい」と意気込みを語っている。

(C)NHK