テレビCMなどでも知られいてるフリマアプリのメルカリの使い方について紹介します。基本的な操作方法はもちろんのこと、お得なものの売り方や買い方などについても徹底解説します。
メルカリとは
TVやウェブCMなどでもおなじみなので多くの方がメルカリというサービスの存在はご存じでしょう。とはいえ具体的にどのようなサービスなのかわからないという方もいるかもしれません。
メルカリとはフリマアプリ(ネットフリマ)サービスのひとつです。ネットを介して個人間でさまざまな商品を売り買いすることができます。ヤフオク! などのネットオークションとは違って、入札形式ではなく売り手が自由に価格を設定して買い手を探すことができるという点が特徴です。
以前からネット上での個人売買が可能なサービスはいくつかありましたが、メルカリはスマホやタブレットのアプリを使用することによってより簡単に商品の出品や購入が可能となっていることから、多くのユーザーを集めることに成功しました。
メルカリのユーザー数
メルカリは2013年に提供が開始されたサービスで、それほど歴史が長いわけではありませんが、2019年の時点で日本国内の月間利用者数が1,350万人を超えています。累計取引件数も5億件を突破しており、サービス開始からわずか数年で驚異的な成長を遂げました。
ユーザー数や取引件数が多いということは、それだけ出品した商品を売りやすく、目当ての商品を見つけやすい、あるいは予算に合わせて購入しやすいことを意味します。
メルカリを含むフリマサービスはまだまだ成長傾向にありますので、これからさらにユーザー数も増え、利用しやすくなることでしょう。
メルカリで売り買いが禁止されているもの
メルカリでは日用品や衣料品、雑貨をはじめとしてさまざまなものを自由に売り買いできます。ただし、マスクなどの新型コロナウイルスの影響に伴って取引が禁止されているものや、偽ブランド品や正規品であるという確証のないもの、盗品や不正な経路で入手した商品、犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの、武器として使用されるもの、アダルト関連の商品などは出品が禁止されています。
その他にも、個人売買が禁止されている医薬品、許可なく製造した化粧品や開封後に小分けにした化粧品類なども出品が禁止されています。
メルカリのメリット・デメリット
続いて、メルカリのメリットとデメリットをみていきましょう。
【メリット】
- いらなくなってしまったものを自由に値段をつけて売り買いできる
売り手側としては、この点が最大のメリットでしょう。自分にとってはいらないものであっても、他の人にとっては必要なものであるというケースは案外多いものです。
今日ではいらないものを処分するにしても手間やコストがかかります。しかし、メルカリであればいらないものをお金に換えることができます。これが売り手にとって最大のメリットでしょう。
- 欲しいものを安く購入できる
買い手側のメリットとしてはお目当ての商品を安く購入できる可能性があるという点が挙げられます。リサイクルショップなどの業者を介さず、個人で直接取引できるので、うまく利用できればさまざまな商品を安価に購入できます。
【デメリット】
- トラブルに対するサポートが期待できない
このように売り手にとっても買い手にとってもメリットのあるメルカリですが、デメリットもあります。特に注意しなければならないのがトラブルです。個人間の取引ですので購入後のサポートなどはあまり期待できません。
また商品画像がわかりにくいことや、商品の状態が主観で説明されており、実際に商品が到着すると思っていたものと全く違っていたというケースもありえます。特に、中古アイテムやハンドメイドなどを購入する際には注意が必要です。
メルカリを上手に利用するためには、これらのメリットとデメリットの両方を頭に入れておくことが大切です。
ネットオークションとの違い
メルカリなどのフリマアプリとヤフオク! などのネットオークションとの違いがわからず、どちらを利用すべきか悩んでいるという方も多いでしょう。
ネットオークションとはその名の通り、オークション形式で購入希望者の入札によって販売価格が決定されます。もちろんスタート時の価格や最低落札価格などの設定は可能ですが、いくらで売れるのか、あるいは買えるのかが定まっていません。
なので、思いがけず価格が高騰するケースもあれば、相場よりも低い価格で落札されるケースもあります。これがネットオークションのメリットであり、デメリットでもあります。
一方、フリマアプリの場合は出品者が価格を決めて売りに出す形となります。値下げ交渉なども可能ではありますが、基本的には最初から値段が決まっているのです。また、入札制ではないので買い手が自分のタイミングで購入を決めることができるという点もポイントです。
メルカリの基本的な使い方
メルカリはスマホやタブレット、PCなどの端末とネット環境さえあれば誰でも簡単に利用することができるサービスです。とはいえ、一般的なネットショッピングとはシステムが異なっていますので初めての方は戸惑ってしまうことも多いかもしれません。
メルカリにはいくつかの利用方法がありますが、ここでは最も一般的なスマホやタブレットのアプリを使った利用方法についてご紹介します。
アプリのダウンロード
まずは手持ちのスマホやタブレットなどの端末にアプリをダウンロードします。メルカリのアプリはiOSであれば「App Store」から、AndroidOSであれば「Google Play」からダウンロード可能です。
※iOSでの操作イメージ画像 それぞれのストアで「メルカリ」と検索するとすぐにメルカリアプリを発見できます。
※iOSでの操作イメージ画像
こちらのアプリをダウンロードしてください。アプリのダウンロードは無料です。環境にもよりますがそれほどデータサイズの大きなアプリではありませんので、すぐにダウンロードが完了します。
会員登録
アプリのダウンロードが完了したら、会員登録へと進みます。メルカリは前述の通り誰でも利用可能なサービスとなっていますが、会員登録は必須です。登録はとても簡単に行うことができますよ。
まずは追加したメルカリアプリのアイコンをタップしましょう。すると以下のような画面が表示されます。
※iOSでの操作イメージ画像
続いて「メルカリをはじめる」をタップすると会員登録画面へと進むことができます。
※iOSでの操作イメージ画像
メルカリでは他のサービスのアカウント情報を利用して会員登録することも可能となっています。2021年2月現在、Apple、Facebook、Googleのアカウントが利用できます。いずれのアカウントも持っていない、あるいは連携したくない場合はメールアドレスでの登録も可能です。
登録方法を選んでタップし、あとはログイン情報やパスワード、そしてユーザー名などを入力することによって会員登録は完了です。
販売されている商品をチェックしよう
会員登録、ログインが終わるとすぐに出品されている商品の閲覧や購入が可能となります。クレジットカードやキャッシュレス決済などの支払い方法を登録しておけば、通常のネットショッピングと同じような感覚で買い物が可能です。
※iOSでの操作イメージ画像
商品名の検索やカテゴリーからの閲覧も可能なので興味のある商品を探してみましょう。また、設定で興味のあるカテゴリーの登録を行えば自動で興味のありそうな商品をピックアップしてくれたり、メールで出品情報の通知を受け取ったりすることも可能です。
実際に出品してみよう
買い手としてもメルカリは十分に便利なサービスです。しかし、フリマアプリが本領を発揮するのは出品です。 ネットでの商品の販売というと難しいイメージを持たれがちですが、メルカリはスマホだけで簡単に出品が可能であることが魅力のひとつです。
まずは売りたい商品をスマホのカメラで撮影し、登録します。続いて商品の詳細を設定し、商品名や説明を入力してください。そして、配送方法や販売価格を設定し、最後に「出品する」というボタンをタップすれば出品完了です。慣れてくれば数分程度で出品できてしまいます。
これらのすべての手続きがアプリ内のみで完結してしまいます。基本的にはアプリの案内に従って操作すれば初心者の方であっても心配は不要です。