パシュートは2月17日、「キャンプに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年1月1日〜12月25日、雨飾高原キャンプ場(長野県)、マキノ高原(滋賀県)、かぶとの森テラス(三重県)のキャンプ場利用者313組を対象に、現地でのアンケート方式にて行われた。
キャンパーにお気に入りのアウトドアブランドを聞いたところ、グローバル企業に成長した「スノーピーク」(67票)が堂々の1位に。続く2位には、2021年に創業120周年を迎える伝統の「コールマン」(45票)がランクインし、この2ブランドで40%近くの票を集める結果に。日本のキャンプシーンをけん引する両ブランドの人気の高さがうかがえた。
以下、ユニークな商品ネーミングと高いコスパが人気の「DOD」が3位に。4位に「テンマクデザイン」「ノルディスク」「オガワ」「モンベル」、5位に「ユニフレーム」がランクインした。
続いて、年間のキャンプ回数を尋ねたところ、「4~9回」(46.6%)が最も多く、次いで「10~19回」(23.9%)、「2~3回」(15.2%)と続き、年に「1回」という人はわずか3.9%という結果に。宿泊数に関しては、多い順に「1泊2日」(68.3%)、「2泊3日」(28%)、「3泊4日」(3.7%)となり、「1泊2日」が7割近くを占めた。
宿泊予算(施設利用料、キャンプ場までの交通費、食材費等を含む)については、ファミリー、デュオ、グループキャンパーの場合では、平均で「1泊2日」が1万5,597円、「2泊3日」だと2万8,105円、「3泊4日」では3万7,700円という結果に。最近話題となっているソロキャンプ(大人一人)の場合では、「1泊2日」で8,500円、「2泊3日」でも8,750円だった。