MMDLaboは2月2日、「ECサイトの配送に関する調査」の結果を発表した。調査は1月6日～15日、18歳～69歳の男女4,373名を対象にインターネットで行われた。
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ECサイトでの荷物の受け取り方法
調査によると、置き配の認知度は85.6%。ECサイト利用経験者3,812名を対象に、利用したことがある荷物の受け取り方法を聞いたところ、「自宅での対面受け取り」(85.4%)が最も多く、次いで「置き配(玄関や自転車かごの中)」(30.8%)、「コンビニなど店舗での受け取り」(28.7%)と続いた。
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ECサイトの配送で再配達になる頻度
続いて、自宅での対面受け取り経験者3,256名に対し、再配達になる頻度を尋ねたところ、実に86.7%が「再配達になることがある」と回答。再配達にならないためにしている対策について聞くと、「日時指定する」(68.6%)、「家族に受け取ってもらう」(41.5%)、「事業者が提供するコミュニケーションツールを利用して受け取り方法や日時を変更する」(33.7%)が上位に並んだ。
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置き配を利用したことがあるECサイト
置き配利用経験者336名に、置き配を利用したことがあるECサイトを教えてもらったところ、「Amazon」(86.9%)が断トツのトップに。次いで「楽天市場」(35.4%)、「Yahoo!ショッピング」(19.6%)と続いた。
置き配の指定場所は、一戸建て居住者は「玄関前」(87.5%)、「自転車かご」(10.9%)、「物置」(10.4%)が上位に。同じく、マンション・アパートでも「玄関前」が最も多く77.3%。次いで「ガスメーターボックス」(19.9%)、「建物内受付・管理人預け」(14.9%)となった。
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置き配に感じるメリット・デメリット
次に、置き配に感じるメリットを聞いたところ、「再配達を防げる」(75.6%)、「時間に縛られずに済む」(62.8%)、「印鑑・サインが不要になる」(52.7%)が上位に。一方、デメリットについては、「盗難・破損の心配がある」(68.2%)が最も多く、次いで「荷物の水濡れ・汚れ」(35.1%)、「不在にしていることを知られること」(31.0%)と続いた。
また、置き配の満足度を聞いたところ、「(やや)不満」という人は1割にも見たず、71.8%が「(やや)満足」と回答。さらに、今後もっと置き配が普及してほしいか尋ねると「(とても+やや)そう思う」が85.4%を占める結果となった。
