ビズヒッツは1月20日、「仕事のやる気」に関する調査結果を発表した。調査は2020年12月3日~10日、30代の働く男女500名(女性326名、男性165名、未回答9名)を対象にインターネットで行われた。

  • 仕事のやる気が出ないとき

    仕事のやる気が出ないとき

「仕事のやる気が出ないときがありますか?」と質問したところ、実に94.4%(472名)が「ある」と回答。そこで、どんなときにやる気が出なくなってしまうのか聞いたところ、「寝不足や体調不良」(73名)が最も多く、寝不足、風邪気味、二日酔い、生理痛などでやる気が出ないという声が多数寄せられた。

次に多かったのが、「残業が多い/忙しい/休みがない」(66名)。忙しい日々が続くと、プライベートな時間が取れない、疲れが抜けないといったことから気力がなくなる人が多いよう。また、「人間関係に問題がある」(65名)と回答した人も目立ち、上司のやつあたりや横柄な対応、嫌いな人との作業など、どんな上司の下で働くか、誰と一緒に働くかが、仕事のモチベーションに大きな影響を及ぼしていることが伺えた。

  • 仕事のやる気が出る環境・条件

    仕事のやる気が出る環境・条件

一方、全回答者に対し、仕事のやる気が出る環境や条件について教えてもらったところ、「人間関係がよい」(125名)が最多に。信頼できる上司や、励まし会える同僚がいる人間関係の良好な職場は、仕事のやる気が高まる大きな要因となっているよう。

また、「仕事に見合った給料/給料が高い」(99名)ことも、やる気を出すきっかけに。月収や賞与、インセンティブなどで、頑張りがわかりやすいカタチになることが、やる気につながるという人が多かった。さらに、きちんと「評価される」(88名)ことで心が満たされる人も多く、評価が給与や賞与に現れることでやる気が出るという人もいれば、称賛や感謝の言葉を言われただけでも満たされるという人もいることがわかった。