パテント・リザルトは1月18日、「ゼネコン業界 特許資産規模ランキング」を発表した。調査は2019年4月1日~2020年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いて行われた。

  • ゼネコン業界 特許資産規模ランキング

ランキング結果は以下の通り。1位「鹿島建設」、2位「清水建設」、3位「大成建設」、4位「竹中工務店」、5位「大林組」、6位「フジタ」、7位「奥村組」、8位「安藤ハザマ」、9位「三井純友建設」、10位「前田建設工業」となっている。

注目度の高い特許として、鹿島建設は「橋台とその背面に設けた盛土の補強方法」「合成系コンクリート中詰鋼製セグメント」が、清水建設は「コスト縮減と施工の効率化を図ることのできる地盤改良工法」「地震時応答情報に基づいた建物の応答推定方法」など、大成建設には「安定性と施工効率が高く、各種形状の掘削溝の構築にも対応できる掘削装置」「曲げモーメントを簡易に低減できるプレストレストコンクリート構造物」が挙げられている。