ROLLCAKEは1月13日、「コロナ禍の妊娠・出産」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2020年12月7日~10日、将来の妊娠・出産を希望している女性5,141名を対象にインターネットで行われた。

  • 妊活を延期または一時休止した理由

はじめに、「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、あなたの妊活に変化はありましたか?」と質問したところ、13.7%が「妊活を延期または一時休止した」ことが明らかに。理由を尋ねると、「通院などで感染リスクが高まる」(62%)が最も多く、次いで「子どもへの感染リスクを考慮」(51.2%)、「経済的に不安」(31.8%)と続いた。

また、妊活をいつ頃再開する予定かを聞くと、35.0%が「すでに再開している」と回答。また、「コロナウイルス感染症の拡大が落ち着くまで」と回答した人は17.1%だった。

さらに、妊活を再開していない女性に、今後新型コロナウイルス感染症が流行した場合、さらに妊活開始時期を延期するかを尋ねたところ、24.8%が「延期すると思う」、30.5%が「やや延期すると思う」と回答。合わせて55.3%が延期する意向であることがわかった。

  • コロナ禍での妊娠・出産への心配事TOP3

次に、コロナ禍での妊娠・出産で心配だと感じていることを質問したところ、1位「コロナによる胎児への影響不安」(77.9%)、2位「コロナ禍での通院」(72.4%)、3位「立ち会いや面会が制限されてしまう」(67.3%)という結果に。

その他、自由回答では「妊娠できたとして病院の対応は十分なのか、体調が悪くなったときに後回しにされないかが不安」「生まれても、両親たちに見せに行けない。産婦人科は混んでいる時に行きたくない」「延期しているうちに高齢出産の年齢になってしまった」などのコメントが寄せられた。