いよいよ忘年会シーズンに突入! ……とは言え、今年は例年と違い、大人数で大宴会というわけにはいかない。

政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、「GoToイート」の適用を4人以下での利用に限定するよう各都道府県に要請。東京や大阪など、感染者の多い自治体がこれに応じている。

こうした事情を踏まえ、今年急速に注目を集めているのが「おうち忘年会」。気の知れた仲間の家に少人数で集まって忘年会を開催するというスタイルである。もちろん、十分な換気は必要だが、見ず知らずの他グループからの感染リスクが避けられるという意味で好まれているようだ。

ということで、今回はおうち忘年会を充実させる、厳選5アイテムをご紹介しよう。

1.おうち忘年会の宴会部長「せんべろメーカー」

美味しい料理をプロに作ってもらえるのが外食の魅力だが、宅飲みは自分たちで好みの料理を作れるという楽しみがある。おうち忘年会では、ぜひこんなコンパクトな働き者を使って、場を大いに盛り上げよう。

この冬デビューする「せんべろメーカー」(参考店頭価格税別7,500円、12月11日発売)は、おでん、焼き鳥、炙り、熱燗が一台で楽しめる優れもの。居酒屋メニューも多くカバーできるうえに、火を使わず、コンセントに繋ぐだけで簡単に操作できてしまう手軽さも嬉しい。

テーブルに置いても嵩張らないので、例えばテイクアウトした料理を食べながら、同時に自由に焼き鳥や炙りものを楽しむといい。ちなみに、「せんべろメーカー」は肉の余分な脂を落としてくれるからヘルシーだというメリットもある。

コンパクトだから収納スペースにも困らないし、焼き網やおでん鍋などは丸洗いできるから使用後のお手入れも簡単だ。とにかく優秀で働き者。今年の宴会部長はこれに決定だ。

2.家でも極上を泡を堪能「ビールアワー 極泡 スマート」

「家飲みだと生ビールが飲めないのがネック」と肩を落とす人も多いはず。しかし、実は居酒屋の樽もコンビニの缶も、中に入っているビールの成分は一緒。違いと言えば、居酒屋だとキレイできめ細やかな泡が乗っている点だろう。確かに見た目や口当たりの良さは重要。であれば、こんなアイテムをどうぞ。

10年に渡って愛されるベストセラーアイテム「ビールアワー 極泡 スマート」(メーカー希望小売価格税別3,480円)。本体を缶ビールにセットしてビールを注ぐだけで、内蔵の超音波発生ユニットから発生した超音波がきめ細やかでクリーミーな泡を作り出してくれる。

白い泡はビールの「フタ」としての役割も果たすので、炭酸や香りも長時間キープ。そのうえ、旨みにも大きな影響を与えるというのだから驚きである。というのも、缶からそのまま注いだ泡と「ビールアワー極泡スマート」で注いだ泡を味覚センサーで分析したところ、後者のほうが「旨みの余韻」が64%アップしているというデータを叩き出したというのだ。

あとはグラスを人数分用意するだけ。気分は立派な居酒屋である。

3.その小ささ、折り畳み傘級。ポータブルチェア「Samicon」

複数人での宅飲みで意外に困るのが、「座る場所」問題である。全員が床に座れればそれはそれでいいかもしれないが、ソファの有無やテーブルの大きさによって、そんな作戦も無効になるケースが少なくない。そんなときに効果を発揮するのが、こちらポータブルチェア。

今年登場した「Samicon」(税別5,480円)は、かさばりがちだなポータブルチェアを折り畳み傘レベルにまでコンパクトにすることに成功した次世代モデルである。

一見不安定に見えても、理想的な姿勢が自然に保たれるようバランスを考慮して設計されており、お尻への負担も少なく、座り心地も抜群。長時間座っていても疲れることがないから、リモートワークに導入している人も多いという。

高さは3段階に調節可能だからどんな家でも対応可能。耐荷重は150kgなので、スーパーヘビー級の仲間とシェアしても安心だ。ただし、一本足で背もたれがないので、酩酊状態での使用はさすがに控えてほしい。同じ一本足でも、松葉杖生活は御免だろう。

4.盛り上げ隊長は旬のカードゲーム「はぁって言うゲーム」

今年は特に、積もる話もあるだろう。でもちょっとトークは小休止、軽くゲームにでも興じよう……というときに試してほしいのが、今話題のカードゲーム「はぁって言うゲーム」(税別1,600円)だ。

ルールは至ってシンプルで、与えられたお題を声と表情のみで演じて当て合うだけ。お題カードに「はぁ」と書かれていた場合、【なんで? の「はぁ」】【怒りの「はぁ」】【感心の「はぁ」】など、プレイヤーごとに異なるシチュエーションが割り当てられ、それぞれ身振り手振りを一切使わず、声と顔だけで表現しなければならない。

演技というものは、やってみると意外に難しい。だからこそ、「そんな言い方しないでしょ!」「誇張しすぎだよ!」とツッコミが飛び交い、大いに盛り上がるのだ。お題は他にも「えー」「なんで」といった一言ネタ以外に、セリフなしの「ウィンク」「寝顔」などの仕草など30種を収録。

開発者はなんと、あの「ぷよぷよ」を始め、数々な人気ゲームを手掛けたゲームクリエイター・米光一成氏。このゲームも瞬く間に人気に火がつき、バラエティ番組でも採用されている。シンプルながら奥の深いこのゲーム。一度ハマればオールナイトは確定か?

5.喋り疲れたらちょっと一服。「プルーム・テック・プラス」

今年は改正健康増進法が施行され、屋内での喫煙は原則的に禁止となった。もちろん、自宅はこれに当てはまらないが、望まない受動喫煙への配慮はマナーというよりルールである。おうち忘年会で喋り疲れ、ちょっと一服したい場合はプルーム・テック・プラスをおすすめしたい。

「プルーム・テック・プラス」は、カートリッジ内のリキッドを蒸気にし、たばこカプセル内を通過させることでたばこベイパーを発生させて喫煙を楽しむ「低温加熱型」の加熱式たばこ用デバイス。たばこ葉を燃やさないから燃焼由来の煙は発生せず、匂いも紙巻きたばこなどと比べて大幅に低減。周囲への迷惑もその他のたばこと比較にならないほど少ないはずだ。「プルーム・テック・プラス」はスターターキットが税込2,980円(送料別)で、プルーム・テック・プラス本体とUSB Type Cケーブル、ACアダプターがセットになっている。

最近では、希少な純国産特別原料「ゴールドリーフ」を使用した銘柄「メビウス・ゴールド・レギュラー」「メビウス・ゴールド・メンソール」(ともに税込540円)や、ワインをイメージした「メビウス・エナジー・スパークリングワイン・ミント」や「メビウス・エナジー・ホットワイン」(ともに税込550円)といった新フレーバーが登場するなど、とにかくプルーム・テック・プラスは話題に事欠かない。

もちろん蒸気とは言え喫煙は喫煙なので、おうち忘年会参加者への配慮はマスト。換気扇の下で吸って、誰にも不快な思いをさせないよう心掛けよう。

自粛続きでいい加減疲れた、という声もチラホラ耳にする昨今。年末くらい居酒屋でパーッとやりたくても、そこは注意が必要かも。来年末にはきっとこの騒動も収束していると信じて、今年くらいは特別におうち忘年会を楽しむのもありじゃない?