SBIいきいき少額短期保険はこのほど、「お葬式に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は8月5日~27日、全国の同社保険契約者男女2,537名に、自筆記入形式で実施した。
自身または配偶者が、喪主として葬式を執り行った経験がある人に、葬式を経験して困ったことを尋ねたところ、「葬儀費用の準備」(39.1%)の回答に次いで「心付けやお布施の額」(36.6%)が多く、お金に関する項目が上位となった。以下、「葬儀の手順・しきたり」(28.1%)、「会葬者の把握・手配」(22.1%)と続いている。
困ったエピソードを具体的に聞くと、お金に関することでは「思った以上にお金がかかり負担が大きいと感じた」「葬儀費用が言い値で、高いのか安いのか判断できなかった」、葬儀の手順などでは「親族間での並ぶ順・供花順列でもめた」「会葬者の人数がまったくわからず、予想以上の方が来てくださりいろんなものが足りなくなり、 大変だった」というコメントが寄せられた。
葬式の費用は総額でどのくらいかかったか聞くと、「~100万円」(30.8%)が最も多かった。「101~150万円」(19.2%)、「151~200万円」(24.2%)を合わせると「200万円以下」が74.2%を占めている。
自身の葬式について、希望や関心があるものを尋ねると、「家族葬のような親しい人のみの小規模な葬儀」(65.1%)が最も多かった。「人生最後のセレモニーにふさわしい盛大な葬儀」は、わずか0.3%だった。
自身の葬式の費用は総額でどのくらいかかると思うかを尋ねたところ、「~50万円」(23.3%)、「51~100万円」(40.0%)を合わせると「100万円以下」と回答した人が6割超となった。「101~200万円」(28.6%)まで合わせると、「200万円以下」と回答した人は全体の9割超となっている。
自身の葬式の費用に関して自由回答で答えてもらったところ、「最高で50万円以下でよいと子供たちに言っています。生きている人間を大切にしたい」「30万以内で完了できる方法を考えたい」「自分のときは小さくやりたいと考え、息子たちに話をしています」といったコメントが寄せられた。