JR東日本東京支社をはじめ、首都圏の路線を管轄する各支社が17日、大みそかから元旦にかけての終夜運転について発表した。今年度は山手線・京浜東北線など首都圏12路線で終夜運転を実施。京葉線は終夜運転を行わず、早朝の臨時列車のみ運転する。

  • JR東日本は大みそかから元旦にかけて、首都圏12路線で終夜運転を行う

山手線は1~5時頃、内回り・外回りともに約13分間隔で終夜運転。京浜東北・根岸線は1~4時頃、大宮~桜木町間は約20~50分間隔、桜木町~大船間は約60~80分間隔で終夜運転を行う。

中央線快速は0時30分から5時頃にかけて、新宿~高尾間にて約20~40分間隔で終夜運転。青梅線は2~5時台、立川~御嶽間にて臨時快速列車「武蔵御嶽神社初日の出号」を上下各3本(おおむね50分間隔)運転する。立川~青梅間の各駅と御嶽駅に停車し、宮ノ平~沢井間は通過する。中央・総武線各駅停車は0~5時頃、三鷹~千葉間にて約20~60分間隔で終夜運転を行う。

埼京線は1~4時頃、大崎~大宮間で約60分間隔の終夜運転を行い、りんかい線との直通運転も実施する。湘南新宿ラインは0~5時頃、大宮~大船・逗子間にて約60分間隔で運転。横須賀線大船~逗子間では、0~5時頃にかけて約20~40分間隔で運転され、湘南新宿ラインと横須賀線の列車を交互に運転するという。宇都宮線は大宮~小山・宇都宮間にて、上下各2本の列車(湘南新宿ライン直通)を運転。高崎線は上野~籠原間にて、上下各2本の列車を運転する。

総武本線・成田線千葉~成田間では、0時50分頃から4時30分頃にかけて約60分間隔で終夜運転を実施(東千葉駅は通過)。成田線我孫子~成田間でも上下各2本の列車が運転される。常磐線は綾瀬~我孫子間にて各駅停車が上下各2本設定され、東京メトロ千代田線との直通運転も行う。

京葉線は昨年度まで全線で終夜運転を行っていたが、今年度は早朝の時間帯のみ、臨時列車3本を運転する。幕張メッセで開催される「COUNTDOWN JAPAN 20/21」の引上げに合わせ、海浜幕張発東京行2本(海浜幕張駅4時33分発・4時53分発)、海浜幕張発西船橋行1本(海浜幕張駅4時43分発)を設定。いずれも普通列車として運転される。