日本トレンドリサーチ(NEXER運営)は11月6日、マイナポイントとマイナンバーカードに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月1~4日、有効回答は900人。
マイナポイントの申し込み率が増加
今回は、2020年7月に実施した「マイナンバーカードに関するアンケート」と同じ質問をし、その結果を比較。まず、マイナンバーカードを取得しているか尋ねたところ、7月調査では「取得している」は36.4%だったが、今回は半数近い49.6%に増えた。
続いて、「取得していない」と答えた人に、マイナンバーカードを取得しようと思うか質問すると、「取得しようと思う」との回答は7月調査の41.6%から44.5%に増加した。
マイナンバーカードを「取得している」・「取得しようと思う」と答えた人に、マイナポイントの申し込みをするか聞くと、7月調査では「する(した)」は70.7%だったが、今回は79.6%に達し、約8割がマイナポイントの申し込みをする予定であるか、すでに申し込んでいることがわかった。
一方、申し込みを「しない」と回答した人に理由を問うと、「マイナポイントについてよく知らない」(10代男性)、「やり方が分からない」(10代男性)、「使用する機会がない」(70代男性)、「操作が分かりにくい。面倒! 聞いても分からない人ばかり」(70代女性)、「現金でしかお会計をしないから」(20代女性)といった声が寄せられた。