リクスタはこのほど、「2020年赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」を発表した。同調査は2019年10月〜2020年9月に「無料 赤ちゃん名づけアプリ」「無料 赤ちゃん名づけ(Web)」において、アクセス数の多かった名前をランキング化したもの。
男の子1位は「碧(あおい)」くんだった。名前の由来には「透き通った澄んだ心を持つ人になってほしい」などの由来が寄せられているという。2019年の「2019年赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」で、3年連続1位を記録した「颯(はやて)」くんは2位となった。3位は「碧空(そらと)」くんで、1位の「碧」くんと共通した漢字が使われている。
女の子1位となったのは「紬(つむぎ)」ちゃんだった。2020年7月に発表した「2020年赤ちゃん名づけ上半期トレンドアクセスベスト100」でも、男女総合で1位にランクインしており、2020年に最も注目されている名前であるとのこと。名前の由来には「幸せな人間関係をつむいでほしい」との声が寄せられているという。
2位は「凛(りん)」ちゃん、3位は2019年の10位から大きく順位を上げた「澪(みお)」ちゃんがランクインした。「桜」の漢字を使った名前は女の子に人気で、5位「凛桜(りお)」ちゃん、11位「美桜(みお)」ちゃん、13位「結桜(ゆお)」ちゃんと、ベスト15位内に3件ランクインしている。
2019年は改元の影響から、「令和」や「令」「和」「一」を含む名前が男女合わせて8件ランクインしていたが、2020年は2件のみにとどまった。
2019年には1位になるなど、近年人気だった「心桜(こころ)」ちゃんが今回は21位と大きく順位を落としたほか、女の子の名前は15件中、8件が入れ替わった。男の子の名前もベスト15位のうち11件が新たにランクインしている。改元による名づけのトレンドが終わり、新たな名づけのトレンドの動きがみられるという。