LINEリサーチでは、「自宅に常備している防災グッズ」について行った調査結果を10月19日に発表した。調査期間は9月18~20日、調査対象は日本全国の15歳~59歳の男女、有効回答数は5252サンプル。
「自宅に防災グッズを用意しているか」という質問には、全体で約8割が「用意している」と回答。どの年代でも「用意している」人の割合が多く、特に40代・50代は8割を超える結果になった。20・30代は7割台、10代は7割を切っているものの、いずれも高い割合だ。
「自宅に常備している防災グッズ」の内容を見ると、1位は「懐中電灯・ライト」(54.4%)で、半数以上が「常備している」と回答した。続いて「乾電池・充電池・モバイルバッテリー」(44.0%)、「マスク類」(42.2%)、「ティッシュペーパー・ウェットティッシュ」(40.0%)、「飲料水・非常用の生活水」(37.2%)となった。防災グッズを常備する人のうち、これらは約4割が常備する防災グッズと言える。また、必要なグッズをまとめた「防災セット・防災袋」を常備している人も約2割いた。
上記の表に掲載はないものの、男女で差があるグッズもあった。女性は「おむつ・女性用品・サニタリーグッズ」、「除菌用品(アルコールスプレー、アルコールジェル等)」、「ティッシュペーパー・ウェットティッシュ」、「使い捨てカイロ」と回答する人が多い傾向にあった。 一方、男性は、「工具セット・工具類・軍手」や「寝袋」と答える人の割合が多かった。