近畿日本鉄道は12日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、例年秋に五位堂会場・高安会場・塩浜会場の3カ所で開催していた「きんてつ鉄道まつり」を今年は中止し、代わって近鉄では初となる「きんてつオンライン鉄道まつり 2020」を10月24日から12月13日まで開催すると発表した。

  • 「きんてつオンライン鉄道まつり 2020」ホームページ専用バナー(イメージ)

「きんてつオンライン鉄道まつり 2020」は、パソコンやスマートフォンを通じて近鉄ホームページにアクセスし、専用バナーから参加できる。期間中、ここでしか見られない自走式車体洗浄装置による洗浄作業など13種類の動画を順次配信するとともに、鉄道グッズや鉄道中古品の販売も実施する。

12月6日には、「女子鉄アナウンサー」久野知美さんや、鉄道番組でおなじみの南田裕介氏をゲストに招いたオンラインライブイベントを開催。ライブイベント終了後、12月13日20時までアーカイブ(保存記録)配信を行う予定となっている。ライブイベントでキーワードを発表し、大阪・名古屋エリア各4駅のデジタルスタンプと合わせてコンプリートとなるデジタルスタンプラリーも開催する。

「きんてつオンライン鉄道まつり 2020」の開催日時は10月24日10時から12月13日20時まで。オンラインライブイベントは12月6日10時から約1時間を予定している。鉄道中古品の販売は、11月28日10時から12月13日20時までを入札期間として、インターネットオークション形式にて、「さよなら鮮魚列車系統板」「列車行先案内表示器」などを販売する。

デジタルスタンプラリーは、10月24日初列車から12月13日16時までの期間に実施。改札付近に掲出される「デジタルスタンプラリー」のポスターに掲載している2次元バーコードをスマートフォンで読み取り、デジタルスタンプを集める内容となる。「大阪コンプリート賞」「名古屋コンプリート賞」のほか、大阪エリア・名古屋エリアでそれぞれデザインの異なる記念品が用意され、コンプリートするには12月6日開催のオンラインライブイベント内で発表するキーワードを取得する必要がある。