リトルソフトは10月8日、20~50代のテレワークを経験したことのある三大都市圏に住む会社員を対象とした「コロナ禍のライフスタイル」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2020年9月24~25日、有効回答は1,063人。

完全テレワークで2割が「引越しを検討」

  • 左:完全テレワークになった場合、引っ越しを検討しますか?

右:引っ越しをする際、"賃貸"か"持ち家"どちらを検討しますか(どちらにしましたか)?|

コロナ禍のライフスタイルにおいて、良くなったことを尋ねると、「自分の時間を作ることができた」が58.6%でトップ。反対に困ったこととしては、「運動不足」が最も多く58.0%を占めた。

新型コロナウイルス終息後も続けたいワークスタイルを質問すると、「テレワークと出社の併用」が68.8%、「完全テレワーク」が18.5%と、テレワークを希望する人が9割近くに達した。

会社からの交通費の支給額については、「支給額が減った」が12.0%、「支給されなくなった」が7.6%と、約5人に1人が減額あるいは支給されなくなったことがわかった。

完全テレワークになった場合、引っ越しを検討するかとの問いには、「検討する」が20.5%、「既に引っ越した」が3.1%と、2割以上が引っ越しを検討する・既に引っ越したと回答。また、「引っ越したいが経済的に厳しい」という人も12.7%いた。

引っ越しをする際、"賃貸"か"持ち家"どちらを検討するか(したか)聞くと、「賃貸」が59.8%、「持ち家」が40.2%との結果に。また、引越しをする際、書斎やワークスペースを「追加する(した)」と答えた人は66.5%に上った。

これからのライフスタイルの変化については、「テレワークと出社を併用する会社が増えると思う」が62.8%、「テレワークが当たり前になると思う」が23.6%と、8割以上がテレワークが中心になると考えていた。