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【この記事のエキスパート】
自転車整備士:椿 直之

自転車整備士:椿 直之

大手スーパーに4年、ホームセンターに5年勤務した経験を活かし、販売していた商品の特徴や使い方などをご紹介。
現在は独立して自転車店を経営している。
大学のイベントで点検会を開催したり、自転車整備士を目指す方々に向けた研修で講師を務めたりしているため、自転車関連の知識が豊富。
特に年齢別、タイプ別、用途別での自転車の選び方などの紹介に定評がある。


ハンドルも座席もない「バランススクーター」は、「ミニセグウェイ」とも呼ばれている乗りもの。足で乗る乗り物として新しい乗り心地が体験できます。この記事では、自転車整備士・椿 直之さんと編集部が選んだおすすめ商品と選び方のポイントをご紹介します。

公道を走れる? 乗れる場所は?
バランススクーターとは

バランススクーターはハンドルなどを使用せず、体重移動で操作する今までにない乗りものです。電動だからこそのスピード感や小回りのきく自由な操作性が、新感覚の乗り心地を堪能できます。

乗りこなすためには時間も必要ですが、そこまで難しくないのも魅力。子どもから大人まで幅広い年代の人が楽しめる、近未来の乗りものです。

現在の道路交通法では公道は走れず、私有地や公園などでの使用に制限されているので注意しましょう。

※参考:国土交通省「道路運送車両の保安基準」
※参考:e-Gov法令検索「道路運送車両法」

バランススクーターの選び方

ここからは、バランススクーターの選び方をチェックしていきましょう。自分の使い方にぴったりのバランススクーターを選ぶために参考にしてみてください。

PSE認証やUL認証の有無を確認
安全基準をクリアした製品を選ぶ

出典:Amazon

バランススクーターは子どもでも乗れるアイテムですが、意図していない挙動などによってケガなどをする危険性があります。とくに、人力ではないため、危険を感じたときにすぐに止められないこともあります。

そのため、危険なく乗れるアイテムなのかをきちんとチェックしておきましょう。PSE認証やUL認証の有無を確かめておくと、危険の低い商品を選びやすくなります。

また、日本の法律上、バランススクーターで公道を走ることはできません。走行可能な場所は公園や私有地に限られますので、十分に安全性に配慮した上で乗りましょう。

販売サイトをチェック!
偽物を買わないように注意する

出典:Amazon

Segway-Ninebot『E-Skate Segway Drift W1』

バランススクーターは国内外で人気を集めており、なかなか手に入らない商品があるほどです。しかし、人気があるからこそ、人気商品を模した偽物や粗悪品なども販売されています。

そこで、偽物や粗悪品を買わないようにするのが、快適に遊ぶために重要なポイントです。販売しているサイトや運営者をきちんとチェックして、正規品を手に入れましょう。

修理は? 保証は? 
故障時の対応を確認

出典:楽天市場

Gangoo『Gangoo-Gold』

バランススクーターは屋外で楽しむアイテムのため、バッテリーの劣化や故障などが起こる可能性があります。そのため、故障したときのことを考えて、修理などの対応をしてくれるものを選ぶようにするのがおすすめです。

また、人気の高い商品でも初期不良がある場合があります。はじめから付帯されている保証期間などもチェックしておくと、不安なく購入できます。

最大速度は?
どの製品も速度はほぼ同じ!?

出典:Amazon

Segway-Ninebot『Ninebot S-PRO』

乗りものを選ぶときに、最大スピードを基準にして選ぶことがあります。ただ、バランススクーターの速度はメーカによる違いが少なく、どの商品でも最大速度は大きく変わらないため、速度を重視して選ぶことは必要ありません。

バランススクーターはハンドルも座席もないため、速度よりもスピード感を得られます。慣れるまでは怖くてスピードを出せないこともあるため、遅く感じてもしっかりと満足感を得られます。

故障リスクを軽減
防水機能の有無を確認

出典:Amazon

公園やキャンプ場など、オフロードで走行するために購入する場合は、防水機能があるものを購入しましょう。防水機能がある商品なら、誤って水たまりなどにはまった場合でも故障するリスクを軽減してくれます。

また、防水機能があると泥汚れなどを落とすときにもかんたんになります。防水機能が高いほど便利に使えるので、購入前にはきちんとチェックしておきましょう。

パワー不足にならないように注意
登坂能力で選ぶ

出典:楽天市場

日本タイガー電気『電動スマートスクーター オフロードタイプver.2』

バランススクーターの商品ごとに違いが現れやすいのが、坂を登る「登坂能力」です。登坂能力が低いものだとパワー不足になり、坂道の途中で止まってしまいます。

そこで、坂の多い場所などで遊びたいときには、登坂能力が高いものを選びましょう。ただ、登坂能力が高くても進めない場合もあるため、乗る場所を選ぶことも大切です。

充電時間の長さが稼働時間に直結
充電時間で選ぶ

出典:Amazon

キントーン『ミニセグウェイ キントーン クラシック』

実際の遊びやすさを重視する際に注目なのが充電時間です。充電時間が短いほど、再充電の間隔が短くなり1日に何度もバランススクーターで遊ぶことが可能です。

また、充電時間と稼働時間のバランスのよいものも遊びやすいでしょう。充電時間は短く、稼働時間は長い商品を購入して、ストレスなバランススクーターで遊びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)