LEXUSはこのほど、「RC」「RC F」を一部改良し、発売した。
「RC」の一部改良では、今秋発売予定の新型「IS」とともに、LEXUS独自の乗り味“Lexus Driving Signature"をより高い次元へと昇華させることを目指し、優れた操縦性や安定性、乗り心地の向上を実現。具体的には、スポット溶接打点の追加によりボディ剛性を向上し、またスタビライザーバーの高強度鋼材採用やリヤアッパーアームの高強度アルミ材採用により、ばね下質量の低減を実現した。
「RC300」では、2.0Lターボエンジンの最高出力を発生させる回転数を5,200〜5,800r.p.m.に拡大し、よりパワフルな加速フィールを提供。「RC300h」では、アクセル操作に対する駆動力の制御を最適化することで、電動モーターがもたらすレスポンスの良さを際立たせ、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求している。
加えて電動パーキングブレーキ/ブレーキホールド、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、クリアランスソナー&バックソナー、ブラインドスポットモニター(BSM)、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)を全車に標準設定し、安全装備を充実。さらに外板色に金属質感と高光沢を実現した新規色「ソニッククロム」を含む全10色を設定した。
「ソニッククロム」はハイライトでの艶やかな光沢とシェードでの際立った陰影のコントラストで金属の質感を表現した新規色。LEXUSの塗装技術「ソニック工法」を応用し、滑らかな表面が生む強い反射による陰影を実現している。
「RC F」の一部改良では、マルチメディアシステムがSmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを10.3インチワイドディスプレイと連携させることで、リモートタッチによる画面操作や音声操作が可能になるなど利便性を向上させている。また、クリアランスソナー&バックソナーを全車標準装備としたほか、外板色には、新規色「ソニッククロム」を含む全6色を設定した。