オリエンタルランドは25日、今月28日に開業する東京ディズニーランド(千葉県浦安市)の大規模開発エリアを報道陣にお披露目した。この記事では、オフィシャル写真で各施設を紹介する。
東京ディズニーランド大規模開発は、「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」にまたがる総開発面積約4万7000平方メートルの場所に、約3年もの月日をかけて工事を行い、新施設を導入したもの。
ファンタジーランドには、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマとしたエリアが生まれ、大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」やショップ、レストランがオープン。トゥモローランドにはアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」やポップコーン専門ショップ「ビッグポップ」、トゥーンタウンにはキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンする。
■アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」
ディズニー映画『美女と野獣』の名曲に合わせて動く魔法のカップに乗り、映画のストーリーに沿っていくつもの名シーンをめぐるアトラクション。「美女と野獣の城」へ繋がる橋を渡って城内へ足を踏み入れたゲストは、応接室や鎧の廊下など映画のシーンを再現した部屋を通り抜けてアトラクションの乗り場へと向かう。魔法のカップに乗り込んだゲストは晩餐会のシーンや雪に覆われた庭でベルと野獣の心の距離を縮めていくロマンチックなシーンなどをめぐりることができる。
■アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」
世界のディズニーテーマパークの中で初めて、ディズニー映画『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション。「体験したすべての人たちをハッピーにすること」を目的に、映画の登場人物“ヒロ”が開発した。ベイマックスの見守るエントランスを抜け、 中へ進むと、ベイマックスにそっくりなケア・ロボットの姿が。乗り物に乗りこむと、アップテンポな音楽が流れる中、ケア・ロボットの操縦によりゲストは 予測不能な動きで振り回される。
■キャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」
世界で活躍するファッションデザイナーであるミニーマウスが衣装のデザインや制作、撮影などを行うスタジオでミニーマウスと一緒に写真を撮ることができるキャラクターグリーティング施設。ゲストは、ミニーマウスが表紙を飾った雑誌のポスターなどが飾られたロビーや、デザイン画を制作するオフィス、衣装の縫製をするためのワークルームなどを通った後、季節ごとに異なるおしゃれな衣装に身を包んだミニーマウスに会える。
■ショップ「ビレッジショップス」
映画『美女と野獣』に登場する村のお店をイメージし、ベルが住む村の職人によって作られた装飾品や小物に囲まれながら買い物を楽しむことができるショップ。店内には映画に登場した小物などをモチーフとした装飾も施され、映画『美女と野獣』の世界観をさらにお楽しみいただけるさまざまなグッズを展示する。
■レストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」
映画『美女と野獣』に登場するガストンの酒場をモチーフにしたレストラン。店内にはガストンの狩猟の腕前を物語る鹿の角や動物の彫刻が誇らしげに飾られ、さらに暖炉の上には彼の大きな肖像画が掛けられるなど、映画に登場するシーンが再現されている。このレストランでは映画の世界に飛び込んだかのような気分を味わえるメニューを楽しめる。
■ショップ「ビッグポップ」
2つのパークで初めてのポップコーン専門ショップで、トゥモローランドにふさわしい宇宙をテーマにしたショップ。店舗では、パーク初登場の「クッキークリーム」のほか「キャラメル&チーズ」、「ストロベリーミルク」の3種類のフレーバーと、パーク初登場となる「ベイマックス」を含む3種のポップコーンバケットを自由に組合せて購入できる。
新しくオープンする各施設においても、ゲストとキャストの健康と安全のための対策を徹底して運営。各新施設への入場者の集中を避けるため、当面の間、利用人数の制限を実施する。アトラクションおよびキャラクターグリーティング施設では、新たに採用するエントリー方式で受付する。また、レストランおよびショップへの入店は予約した人に限定される。
また、アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」や「ベイマックスのハッピーライド」では、キューラインや座席等に必要な距離を保つための目印やシールドを設置。キャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」では、ソーシャルディスタンスを確保した上で、ミニーマウスと一緒に写真撮影や挨拶を楽しめる。ショップやレストランなどの新施設においても、現在運営している施設と同様に、商品棚やテーブル、イスの定期的な拭きあげを実施し、レジ前にはシールドを設置する。
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