顧客から従業員への過度な要求や理不尽なクレームが「カスタマーハラスメント」(カスハラ)として問題になっています。きっと接客や営業に従事したことがある人であれば、一度は経験したことがあるのでは。

汐音さん(@shione_kageki)が、「数年前にしていたお仕事の時の話」として紹介したのは、年に1回くらいあらわれるという「お客様は神様だろ!」というお客さん。その発言をくい止める「カウンターパンチ」が秀逸だとツイッターで話題になっていました。

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年に1回くらい「お客様は神様だろ!」っと言われることがあるが、「他の神様のご迷惑になりますのでお引き取りください」で大体収まってた。あなたが神様なら、他のお客様も神様なので。(@shione_kagekiより引用)

そうなんです、あなたが神様なら、他のお客さんも神様。自分だけで従業員の時間を専有したり、店内で恫喝していたら、他の神様の迷惑になってしまいます。「自分は神様だ」とカッと頭に血がのぼった人を一旦冷静にできる秀逸な言い回しですね。

汐音さんにお話を聞いてみたところ、「様々な職種を経験する中で、度々お客様から『お客様は神様だろ』っと言った発言を受けてきましたが、その中の対応の1つとして、今回の言い方が1番効果的にお客様をくい止めることができました」と発言の裏側を教えてくれました。

「ただ、企業のお客様窓口の対応としては不適切であり、他のお客様をお待たせしないために咄嗟にでた対応とは言え、上席から厳重注意を受けています」。とのお話も。相手によって受け止め方は千差万別。もし真似するのであれば、状況をしっかりと判断することをおすすめします。

「一見理にかなった言い回しではありますが、不適切な場面もあり、言い方によってはより火に油を注ぎかねない言い回しです」(汐音さん)。

この投稿を見た読者からは、「これは良い返しですね!!」「カッコいい! 私も見習わねば」「この返し使ってみたいw」と賞賛の声が寄せられていました。