オリエンタルランドは17日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)の大規模開発エリア内の各施設を9月28日にオープンすると発表した。なお、当面の間は、健康と安全のための対策として、新施設の利用人数の制限などを実施し、慎重に運営していくという。
東京ディズニーランド大規模開発は、「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」にまたがる総開発面積約4万7000平方メートルの場所に、約3年もの月日をかけて工事を行い、新施設を導入したもの。
ファンタジーランドには、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマとしたエリアが生まれ、大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」やショップ、レストランがオープンし、まるで映画の世界のような風景が広がる。
さらに、トゥモローランドにはアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」やポップコーン専門ショップ「ビッグポップ」、トゥーンタウンにはキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンする。
東京ディズニーランドでは現在、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策を実施するなど、ゲストとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営しており、新たにオープンする各施設も同様に運営する。
新施設に入場するゲストの集中を避けるため、当面の間、一部のアトラクションの体験内容を変更して運営することに加え、利用人数の制限を実施。アトラクションおよびキャラクターグリーティング施設では、新たに採用するエントリー方式にて受付する。また、レストランおよびショップへの入店は予約した人に限定する。
同社は「東京ディズニーリゾートは、引き続きゲストの皆さまに安心してお楽しみいただけるよう、キャスト一丸となって運営をしてまいります。ゲストの皆さまにおかれましては、安全に配慮したパークの運営にご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします」と呼びかけている。