歌手で俳優の森崎ウィン(30)が、2日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『Break Out』(毎週水曜25:26~)にゲスト出演し、過去にショックを受けた出来事を告白した。

森崎ウィン

森崎ウィン

今年7月に「パレード - PARADE」でメジャーデビューした森崎した森崎。スティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』(18)の主要キャストに抜てきされたことで俳優としても注目を集め、『蜜蜂と遠雷』(19)での演技が評価され、「第43回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。

そんな森崎に対して、ナビゲーターを務めるIMALUは「今までの作品で、監督に言われて印象的だった言葉はありますか?」と質問。森崎は、「19歳から20歳にかけて撮った作品が1つあるんですけど」と切り出し、「監督が僕のところに来て、『ウィンって役者向いてないよね』と言ったんです。さらっと。撮影中にですよ。まだ1~2週間残っているのに」と打ち明けた。

その当時の森崎にとっては、「どうリアクションしていいのか分からなかった」という忘れられない出来事。しかし今では、「その一言があったから頑張れたというのはあります」と冷静に振り返り、「『向いてる』『向いてない』って、他人が決めることでもあるんですけど、やりたいことに関して制限されちゃう気がして。『努力すれば、向いてなかった俺だってここまで行けるんだ』と証明したい気持ちになったから、ある意味バネになったといっても過言ではないです」と前向きに捉えている。