ホットペッパーグルメ外食総研(リクルートライフスタイル運営)は8月24日、オンライン飲み会・食事会に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年7月1~8日、調査対象は首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の個人で、有効回答は1万186人。

「終わり方が難しい」との声も

  • 2020年6月までのオンライン飲み会・食事会参加経験有無(全体/単一回答)

2020年6月までにオンライン飲み会・食事会に参加した経験のある人は全体の18.3%。詳細をみると、20代女性が40.1%、20代男性が38.5%と、年代が若いほど参加経験者が多かった。初参加時期については、2020年4月が32.8%、同5月が36.6%と、両月を合わせると約7割に上った。

オンライン飲み会・食事会の相手・シーンを聞くと、「友人・知人」が最も多く48.3%。次いで「趣味・サークル関係」が25.0%、「職場・社内関係(オフィシャルな行事以外)」が22.5%と続いた。また、参加人数については、「3~4人」(54.1%)と「5~6人」(41.4%)が多かった。

オンライン飲み会・食事会の感想を尋ねると、ポジティブな感想では、1位「なかなか会えない遠距離の相手と開催できる」(65.9%)、2位「家なので気楽」(65.6%)、3位「安上がり、お金がかからない」(60.5%)との順に。一方、ネガティブな感想では、1位「終わり方が難しい」(52.0%)、2位「会話がしにくい」(35.2%)、3位「家で話しにくい内容の場合がある」(24.6%)となった。

外出の規制等がなくなることを前提に今後の参加意向を問うと、62.8%が「参加したくない(まったく+あまり)」と回答し、「参加したい(積極的に+まあ参加したい)」は19.0%にとどまった。ただし、すでに参加経験のある人では、「参加したい」が過半数の58.3%を占めた。