
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
カブトムシを飼育するためのケースは、たくさんのメーカーからさまざまな種類が販売されています。この記事では、カブトムシケースの選び方とおすすめ商品を紹介します。通販サイトの最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ筋や口コミとあわせてチェックしてみてください。
サイズや目的で
カブトムシケースの選び方
まずはカブトムシケースの選び方をチェックしていきましょう。ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのカブトムシケースを選ぶために参考にしてみてください。
サイズで選ぶ
カブトムシを飼育するときのケースは、1匹だけであれば小さいもので大丈夫ですが、2匹以上買う場合は大きいサイズのものを選ぶといいでしょう。動き回ったり潜ったりする様子を観察する場合は、大きく深いサイズのものを選ぶと、観察しやすいです。
たくさん飼いたい場合は、大きなサイズのケースを複数用意してたり、カブトムシ同士のケンカに備えて予備のケースも用意しておく、などもいいでしょう。
目的で選ぶ
カブトムシのケースを選ぶ場合、飼育の目的に応じて選ぶのもポイントです。成虫を観察するのであれば見やすいものを、またオスとメスを飼って交尾させたい場合はなかの仕切りが取れるものなど、さまざまなタイプがあるので目的に応じてチョイスしましょう。
観察する目的なら見やすいケース
カブトムシを観察する目的で飼育する場合は、透明で外から見やすいケースを選ぶ必要があります。とくにケースの前面がカーブしているものが見やすくていいでしょう。ふたも透明だとうえからも観察しやすくなります。
また、カブトムシが動いたり潜ったりすると、ケースの内側が汚れやすくなります。こまめに掃除したい場合は、ふたが外しやすいものや、ふたの窓が大きいものが便利です。
産卵させたいなら大きなケース
カブトムシを交尾・産卵させ、卵を孵化させたいときは、カブトムシ用の大きめのケースに加えて、卵を入れるケースをもうひとつ用意しておきましょう。
メスが産んだ卵をそのままにしておくと、成虫が土に潜るときにキズつけてしまいやすいので、ケースは分けたほうがいいでしょう。卵を見つけたら昆虫マットごと、そのまま別の容器に移し替えるのがベストです。
幼虫を育てるなら深いケース
幼虫をうまく育てたい場合、幼虫がじゅうぶん土のなかに潜り込めるように、ケースの深さが深いものを用意しましょう。カブトムシのマットを入れておくと、幼虫は深く潜り込んでいき、マットを餌にして成長していきます。
幼虫が多くなるとエサ不足で潜るスぺースも減ります。ケースはあらかじめ大きめのものを用意しておき、たっぷりマットを入れておきましょう。
さなぎを羽化させるなら蛹室ケースつきを
カブトムシは、幼虫からさなぎになる前に、自分で土を集めて蛹室(ようしつ)という部屋を作り羽化のための準備をはじめます。
この蛹室がついた飼育ケースもありますので、ブリーダーや幼虫から成虫になる様子を観察したい場合は、蛹室ケースがついたものを用意すると便利です。さなぎから成虫になるまではカブトムシにとって大事な時期です。慎重に扱うためにも、ぜひ準備しておきましょう。
コバエの侵入を防ぐケース
カブトムシを飼育していると悩ましいのがコバエ。ふたのすきまから侵入し、気づいたら飼育ケースのなかを飛び回っていることがあります。
こまめに掃除することで、コバエの発生や侵入は防ぐことができますが、どうしても入ってきてしまう場合は、コバエの侵入を防ぐシートやフィルターが取りつけられているケースをチョイスすると便利です。
ペット専門エディター&ライターがアドバイス
けんかするときにはセパレートタイプもおすすめ
【エキスパートのコメント】
カブトムシのケースには幼虫、さなぎ、成虫とそれぞれの飼育に向いたタイプがありますので、それに合わせて購入しましょう。ケースのなかには、すべてのステージにあった初心者向きのものもありますので、使い勝手のよいものを選んでください。
もし、成虫のカブトムシ同士がケンカするようなら、セパレートタイプのケースを利用するか、まんなかを板などで分けるなどの対応をとる必要があります。