テスティーは8月3日、「電子マネー」「クレジットカード」に関する調査の結果を発表した。調査は、「電子マネー」は7月13日に10~20代の男女1,290名を対象に、「クレジットカード」については7月17日に18~24歳男女1,506名を対象に、それぞれインターネットで行われた。
電子マネーに関する調査
10代~20代の男女に、普段利用している支払い方法を聞いたところ、10代・20代ともに「現金」(10代90.5%、20代84.8%)が圧倒的に多く、次いで10代は「電子マネー」(同42.2%、47.5%)、20代は「クレジットカード」(同15.7%、55.8%)と続いた。
また、電子マネーの所持率を調べたところ、10代は61.6%、20代では64.9%という結果に。10代・20代ともに「交通系ICカード」(70.5%、60.6%)の所持率が最も高く、次いで「PayPay」(30.2%、40.2%)、「nanaco」(25.6%、29.3%)となった。
さらに、意識調査として「電子マネーがこれから更に普及してほしいかどうか」を尋ねたところ、「普及してほしいと思う」と回答した人は10代で81.5%、20代では81.2%にのぼった。しかしながら、その一方で、4割超が「電子マネー利用について不安がある」(同42.5%、43.0%)と回答しており、具体的には、「使いすぎ」「情報流出」「盗難時の他人の悪用」などへの懸念の声が多く見受けられた。
クレジットカードに関する調査
18歳~24歳男女のクレジットカード所持率は、男性60.4%、女性67.6%と、前年調査から3~5ポイント増加。所持数を教えてもらったところ、「1枚」という人は男性で47.5%、女性は50.2%となり、男女ともに約半数が複数枚(男性52.5%、女性49.8%)持っていることが分かった。
また、クレジットカードを初めて作ったタイミングを聞いたところ、男女ともに「支払いに必要になったとき」(同35.0%、33.2%)が最も多く、初めて作ったクレジットカードの種類は、男女ともに1位「楽天カード」、2位「JCBカード」、3位「三井住友VISAカード」という結果に。「現在最も使用しているクレジットカードは初めて作ったカードと同じかどうか」を尋ねると、男女ともに約8割(同80.8%、74.8%)が「同じ」と回答した。